2004年11月~12月の「20日〆行動日誌」
□2004年も終わろうとしています。皆さんにとって、良い年だったでしょうか。今年最後の行動日誌です。
□11月22日、朝、『商業界』拡大媒体会議、その後、小社役員会。24日、25日、ペガサスクラブ・政策セミナー。日本のチェーンストアを代表する多くのトップの方々とお会いできて、嬉しかった。今回は650人の参加者で、名簿には載っているものの、話も出来ない人が多かった。残念。来年の夏の政策セミナーでは、事前に連絡を取り合って、是非とも会いましょう。渥美俊一先生は、変わらず元気。26日、恒例の部長会。午後、東京フォーラムでパチンコチェーンストア協会の臨時総会。その後、お台場の小社主催「商業界デジタル・テクノロジー研究会・第1弾」セミナーに顔を出す。北辰商事(ロヂャース)副社長の太田順康さんが「自動発注とセンター物流」について語るということもあって、100名を超える参加。有難うございました。エコスの平富郎会長やセイミヤの加藤勝正社長といった超のつく勉強家が参集してくださって、私も満足。協賛してくださった富士ソフトディーアイエス㈱にも感謝。夕方、東京フォーラムに戻って、パチンコチェーストア協会の懇親会。いつもどおりの突然のご指名の一言スピーチ。
□29日、朝から、編集長会議・第31回新製品開発会議。夕方、蒲田にユニクロのファーストリテイリング訪問。柳井正会長兼CEOに来年2月の商業界ゼミナールご出講のお礼と打合せ。さらにこの2月ゼミで表彰される第一回商業界商人大賞・大久保利春賞に柳井さんが決まったことのお知らせ。すべて気持ちよくお受けいただき感謝。来年2月8日、9日の第73回ゼミナールは「信じよう! 人間力経営」のテーマで、充実の内容です。最初の基調講演を私が務め、最後の特別講演を柳井さんが締めてくれます。私のタイトルは「元気を売ろう」、柳井さんは「店は客のためにあり、店員とともに栄える」。帰り際、柳井さんとゴルフのお約束。正月が楽しみです。30日、名古屋商工会議所で講演。テーマは「スーパークインのブーメランの法則」。これだけで90分講義をすることはあまり無かったので、私自身、新鮮でした。安井家具㈱社長の安井隆豊さんにはお世話になった。感謝します。
□12月1日、夜、日経新聞関連へ。2日、午後、全国イーコマース(ECと略す)協議会の面々来社。NPO法人のEC協議会には現在700人が参加していて、爆発的な拡大の勢い。興味のある方は、『商業界』編集部まで。野田岩でうなぎ。夕方、ホテルニューオータニ。重要な懸案事項の打合せ。収穫大。3日、昼、渋谷。西武百貨店地下2階のヴィノス山崎訪問。その後、池袋で村上研究室年次総会に出席。村上忍さんの講演を聞いてから、万代百貨店の事例発表が始まったところで、退席。失礼。会社に戻ってから、虎ノ門パストラルへ。これも恒例の商業界年末懇親会。当然ながら主催者。倉本初夫主幹の歓迎スピーチが驚くほど短かったので、私も予定の話から二つほどエピソードを省きました。今回は㈱商業界の役員、部長・編集長全員を紹介して、好評でした。参加者は執筆者・お取引先など200人弱。小社社員を加えると250人に及ぶ懇親会でした。有難うございました。渥美先生、藪下雅治先生、高山邦輔先生をはじめとする大御所から、若手筆者まで。嬉しい方々の参加でした。今回から、前サミットの荒井伸也さん、前クイーンズ伊勢丹の田村弘一さんも執筆者として参加くださって、充実。二次会、三次会は様々な組み合わせで、それぞれ楽しむのですが、私は小森勝さん、浅香健一さん、鈴木國朗さん、村山敏朗さん、さらに『販売革新』編集長の三浦美浩君と銀座へ。その後、小森さん、鈴木さんと三次会。酒だけは敬遠の鈴木さんに車で送っていただいて、午前2時帰宅。お疲れさま。4日は夜、港北区ソフトボール協会の忘年会。
□6日、『食品商業』拡大媒体会議。午後、商業界関東山静連合同友会の年末激励会。秋葉原の肉の万世。7日、夜、中央化学の川勝利一さんと差しで一献。意気投合。頭の回転の速い人と情報や考え方を交換するのは、とても刺激的で良い。8日、朝、出版合同会議。午後、ホームページ委員会。商業界のホームページは、来年、変身します。9日、昼、千葉舞浜のシェラトングランデトーキョーベイへ。2月ゼミの夕食メニューの試食。夜、五反田で、社団法人公開経営指導協会忘年会。故喜多村実先生の末子の喜多村豊さんと意気投合。コラボしましょう。10日、立教大学。その後、店舗視察。充実。静岡へ。11日、夜、港北シニアリーグ忘年会。「心の力、頭の力、体の力」のスピーチ。受けた。この考え方が、2月ゼミナールテーマの「人間力経営」と繋がった。不思議。詳しくは来年。お楽しみに。
□13日、午前中、ホームページ委員会。商業界編集部の鹿野恵子さん活躍。頼りにしています。メーリングリストを使った会議体でホームページのリニューアルと運営を展開していきます。これ、ライブドア社長の堀江貴文さんのおかげ。感謝。午後、磯見精祐さん、新行内義春さん来社。夜、丸の内で忘年会。この13日の晩、ドンキホーテに放火。「殉職」の三人の店員の皆さんに黙祷。14日、原稿執筆。今年最後の原稿は日販の機関誌へ。15日、印刷所の文唱堂へ。『商業界』と『ファッション販売』の出張校正。2時間ほど一緒にゲラを読んでから、竹ノ塚へ。商業界チューターの宿澤雅廣さんの通夜。55歳の早世。惜しい。奥様と、長女、長男、次男のご遺族。応援します。心より哀悼の意を表したいと思います。合掌。16日、朝から『コンビニ』『ファッション販売』の拡大媒体会議。夕方、日本能率協会の清水保さん来社。17日、午前中『販売革新』、午後『飲食店経営』の媒体会議。夕方、技秀堂社長の宗像章さんと松下電器産業㈱システム創造研究所コンテンツグループマネジャーの堀口利治さん来社。デジタルビジネスの情報交換。そして20日、『商業界』媒体会議。午後、ずっと役員会。
□あっという間に1年が過ぎようとしています。時間が速く感じられるのは、同じことの繰り返しばかり、慣れたことばかりやっているからだという説あり。だから、いつも新しいことに挑戦すべきだという。しかし挑戦し、必死で事を成していると、これもあっという間に時間が過ぎてゆく。私はずっと「締め切り主義」で生きてきました。何か仕事をするとき、締切日を設定して、そこに向けてギリギリの火事場の馬鹿力で仕上げてしまう。これ、雑誌屋の習性です。それがすべてにわたって、私の行動基準のようになってきています。しかし私にとってはこの方法が一番、時間効率が良い。時間効率が良いから、たくさんの仕事が出来る。こう考えると、あっという間に1年が終わるというのは、私にとって、幸せなのかもしれない。そんな風に、ポジティブに考えつつ、2004年を終えようと思います。すべての人にありがとう。
〈結城義晴〉