2005年1月の「20日〆行動日誌」
□2005年に入って、1月も終わりになってからこんなことを書くのも気が引けますが、皆様、年賀状、ありがとうございました。ごく身内の賀状を除いて、年始等のご挨拶は失礼させていただいております。ご返事等もお許しください。雑誌、ホームページなど㈱商業界のメディアを通じまして、新年のご挨拶をさせていただき、同じくお礼をさせていただきます。
□さて、2004年と2005年をまたいでの、20日〆行動日誌。
□2004年12月20日、朝から『商業界』拡大媒体会議。午後、小社取締役会。21日、『商業界』編集長・工藤澄人君と大阪へ。梅田ヒルトンホテルで、吉田繁治さんと面談120分。ウォルマートの話題からフランス語の解釈まで。刺激的な2時間。今年は吉田さんの2冊目の著書が発刊できそうです。お楽しみに。そのあと甲子園へ。イトーヨーカ堂の新店とショッピングセンター。この地域に必要な社会的機能を創り出している。コープこうべの店と関西スーパーの店舗も視察。さらに尼崎に移動して、カルフールとコストコを探検。明暗くっきり。コストコには「トレーディング・アップ」の購買が、確かに提供されている。翌日は心斎橋に出て、ユニクロプラスを中心に、ショップ99や専門店を視察。工藤編集長と二人、アメリカツアーのような感じで歩き回って、帰京。夜は赤坂で、今度は『販売革新』編集長の三浦美浩君と一緒にイオンの堤唯見さんと忘年会。23日、私の少年ソフトボールチームの子供たちとクリスマス親子大会の試合&パーティ。24日、朝から小社部長会。午後、伊藤園の大陳コンテスト審査。こちらは『食品商業』の山本恭広編集長と一緒。
□27日朝、編集長会議と第33回新製品開発会議。昼は中央化学の川勝利一さんとランチミーティング。30日午後、イトーヨーカ堂本社へ。鈴木敏文会長と面談。これが私の2004年の仕事納め。31日は大雪。それでも1年間という時間に感謝。
□2005年1月。1日、2日は久しぶりの骨休め。3日、千葉県の久能カントリークラブへ。ファーストリテイリング会長の柳井正さんと打ち初め。初ゴルフ。セオリー社長の佐々木力さんも。成績は「メデタイッ」ということで非公開。暖かくて、カラリと晴れて、楽しかった。5日、小社の仕事始め。こんなにゆっくりで申し訳ありません。月刊雑誌を中心に回していて、いつもいつも忙しいので、年始くらいお許しください。夕方、柳井正さんインタビューに同行。6日、朝から金融機関への年始回り。7日、㈱商業界会館社長の小熊覚三郎さんを我孫子に訪問。
□11日、朝、『食品商業』拡大媒体会議。昼、磯見精祐さんたちとランチミーティング。午後、出版合同会議と第34回新製品開発会議。夕方、帝国ホテルで、電通の新年会。12日朝、神田へ。カメラのきむら会長の木村迪夫さん訪問。カメラ小売業界もガラリと様相が変わって、たいへん。夕方、パチンコホールのニラク嶋内仁さん来社。そのあとイトーヨーカ堂広報へご挨拶。13日、盛岡へ。東北CGCの新春講演会。講師は、シジシージャパン副会長の川一男さんと私の二人。その夜は盛岡泊。翌朝、郡山へ。ヨークベニマル社長の大高善興さんを訪問。ベニマルの経営哲学についての語りあい。理念経営の重要さを認識。急ぎ帰京して、有楽町のOSDLインクを訪問。アジア統括ディレクタの平野正信さんと面談。この人物、LINUXの日本およびアジアのリーダー。面白い展開になりそうです。
□週が明けて17日。朝から文唱堂へ。印刷所。『ファッション販売』の出張校正。矢作勉編集長がトルコのイスタンブールへ出張のため、1日だけの編集長代理。編集部のスタッフがしっかりやってくれて、大舟に乗った気分。夕方、六本木ヒルズで、ペガサスクラブの新年会。渥美俊一先生、高山邦輔先生をはじめ、皆さん元気。ダイエーの件で、ここでは書けないような情報と論理が百出。18日、一日中、30分刻みで、小社部長面接。10人。夕方、新宿のセンチュリーハイアットへ。日本セルフサービス協会の新年会。そのあと同協会会長で紀ノ国屋社長の増井徳太郎さん、同協会名誉会長でアークス社長の横山清さんを中心とする座談会の司会。スーパーマーケットにとってとても良い話ばかり。19日、福岡へ。ボンラパス会で講演。社長の松本英一さんは元サニーの社長で、私とは旧知の仲。元気で、しかも充実しているようで安心。その夜はキャナルシティのハイアットに宿泊。20日は熊本に移動して、商業界熊本同友会の新年例会で講演。この夜は熊本都市交通センターホテルを採ってもらって、宿泊。スイートルームのルビールームには、部屋にサウナが付いていた。3回もサウナに入って、くたくた。続いて21日は、熊本ファミリー銀行の新春経営セミナーで講演。熊本城も検分。3日間、生まれ故郷の九州に居続けで、充実。21日朝、ダイエー支援がイオン、丸紅、キアコンの3候補に絞り込まれる。いよいよ、始まった。今年もよろしく。
〈結城義晴〉