2006年6月~7月の「20日〆行動日誌」
□2006年6月から7月、私は4キロ痩せた。会合の壇上でスピーチしている写真が残っているが、げっそりとしている。「結城は癌じゃないか」という噂が流れた。それを私自身に向かって直接、言う人もいた。でもご心配なく。「今日も一日、元気と勇気」を売り物にしている私です。大丈夫です。「今日も一日、元気と勇気」。自分で言ってるだけですが…。自分に向かって言っているのですが……。
□6月21日、米国視察セミナーから帰国。22日、ミーティング、残務処理などしてから、みなとみらいへ。オール日本スーパーマーケット協会総会出席。北野祐次名誉会長もお元気。荒井伸也会長もいつもながらシャープ。夜は若手トップ(といっても、もう20数年のお付き合いの方々ばかりだが)と熱談。23日、帰社して、出版合同会議。午後、『コンビニ』拡大媒体会議。24日、池袋・立教大学の気分のいいキャンパス。この間、土曜日は夜中まで『商業界3カ年計画』策定会議。26日、27日、28日とその3カ年計画の最終段階。
□29日、午後、茨城県潮来へ。商業界鹿島同友会主催の経営塾に出講。加藤榮一同会会長はセイミヤ会長でもあるが、商業界のエルダー、商業界関東山静同友会会長などたくさんの要職を務めてくださっている。感謝。経営塾は350人もの参加で大盛況。夜は潮来ホテル宿泊。翌朝、7時前のバスで帰社。朝、10時から『商業界3カ年計画』社員発表会。2月ゼミナールが終了してからずっと懸案事項だったテーマの初公開。カルロス・ゴーンのようにはスマートにいかなかったろうが、とにかく終わった。これから出発。これからが大事。これからもっともっと私自身が変わる。会社も変える。変革のとき。顧客満足と利益志向で、それ以外のことには目もくれず、一挙に、変わります。乞う、ご期待。
□7月にはいって、3日。いつものように、月曜ミーティング。8時。その後『商業界』拡大媒体会議。午後、伊藤園大陳コンテスト審査委員会。4日、熱海後楽園ホテルへ。来年2月の第75回商業界ゼミナールはこのホテルが舞台となります。熱海も数年前の没落温泉街の印象から少しずつ確実に再生し始めています。
□5日、愛媛県松山へ。道後温泉で、えひめ女性同友会20周年記念式典。加藤智子名誉会長、おめでとう。私は言葉を贈った。「世の中には男性と女性しかいない。男性の私は、女性商人に感謝しよう。辛抱強さ、一途さ、しなやかさをありがとう」。夜はふなや泊。7日、第2回商業界ゼミナール企画運営委員会。東京ドーム後楽園ホテル。いつもと雰囲気を変えて、来年の企画やテーマについて、ディスカッション。メインテーマは「蘇れ!商人の原点」と決定。原案は私がつくることになっていますが、今年は苦労しました。その後、青山の三井住友銀行へ。8日、池袋と神谷町。最近はいつものこと。皆さんご苦労様。
□月曜ミーティングから週は始まる。10時30分、役員会。午後、パチンコトラスティボード有識者懇談会。11日、12日、箱根。湯本富士屋ホテルで商業界全国同友会連合会総会。今回はイオン名誉会長で商業界同友会のエルダーでもある岡田卓也さんもご参加下さって、盛況。翌朝は岡田さんの講演。「平和産業、人間産業、地域産業」――このコンセプトはすばらしい。手放しで絶賛。この2日間もホテルにパソコンを持ち込んで、仕事。ぎりぎり資料が出来上がりました。
□翌13日、朝から「商業界3カ年計画」社内説明会。その後、会議連発の予定をすべてキャンセル。14日、東京・立川。多摩信用金庫主催の「物産展特別講演」。㈱商業界と財団法人食料農商交流協会が始めた『食生活プランナー』のお知らせも。「食育」はわれらのテーマ資源です。15日、16日、久しぶりの休み。17日は夕方、川越へ。ヤオコー常務・大塚明さんと、鰻のいちのや。「海の日」の祭日ということもあって、行列のできる鰻屋。大塚さんの優しさに、生き返る気がした。18日、『ファッション販売』『商業界』の拡大媒体会議。私は欠席。すみません。19日、朝、人形町。「オーエンス」で川口信雄さんと打ち合わせ。20日、出版合同会議。
■「今日も一日、元気と勇気」が、今日も私を助けてくれた。この言葉に、感謝。
〈結城義晴〉