『ポリティカル・マーチャント』の真骨頂
年商4000億円、196店舗。
日本最大の食品スーパーマーケット。
それがライフコーポレーションである。
そしてこの企業は、
清水信次という稀代の創業者の血と肉によって出来上がっている。
まず、日本チェーンストア協会40周年記念シンポジウムでの、
直近の清水発言から。
この8月2日に、東京赤坂プリンスホテル五色館で開催されたものである。
「私は第6代目の会長だ。
もともと軍人か剣道師範になりたかった。
敗戦で、どちらもやれなくなったから、闇商人になった。
そしてスーパー業界へ入ってきた」
「その後、売上税闘争で中曽根内閣と戦った。
大平内閣とも闘った。
大店法の矛盾を突いて、大店法訴訟でも闘った。
7回法廷に立って、出店規制の法律を変えろ、と闘った。
結局、大店法は改正された。
容器リサイクル法では、訴訟して2年争っている。
いまも、闘いの最中だ」
「私は侍の道を志して、政府行政と闘っている。
剣道をやっていたから、怖いものはない。
ずっと闘い続けてきた。
棺おけに入るまで闘うつもりだ」
(さらに…)