“Good Monday!”そして秋分の日。
福田康夫新自民党総裁誕生、71歳。
麻生太郎候補善戦、67歳。
アラン・ドロンも来日中、71歳。
良くも悪くも自民党が立ち上がり、
良くも悪くも私たちの国は、新しい旅立ち。
新しいリーダーに、舵取りを委ねる。
アラン・ドロンの若さの秘訣は、
「女性と付き合うこと」だそうな。
新しい息吹を、取り込むことが、
国にも、人間にも、不可欠なのです。
そこで私も、[毎日更新宣言]から1ヵ月後の今日、
改めて、退任のご報告とご挨拶、そして[独立宣言]。
退任のご報告とご挨拶
謹啓
秋たけなわの候、
ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび、私、結城義晴は、
株式会社商業界代表取締役社長を、
任期満了につき、退任いたしました。
平成8年に、私とともに取締役に就任し、以来、
労苦を共にしてまいりました小川寛取締役経営管理本部長も
退任いたします。
在任中は、皆様に多大なご支援、ご厚情を賜りました。
心より、御礼申し上げます。
私は、昭和52年、株式会社商業界に新卒として入社し、
30年間、在職いたしました。
『食品商業』と『販売革新』の編集長を都合13年、
取締役編集担当を6年、専務取締役編集統括を1年、
そして代表取締役社長を2期4年、
皆様のお力添えのもと、無事、職責を果たすことが出来ました。
心より感謝申し上げます。
思い返しますと、
専務取締役から代表取締役社長を拝命いたしました年にかけ、
日経BP社より『日経食品マーケット』が創刊され、
会社は大きな危機を迎えました。
『日経食品マーケット』は1年で休刊となりましたが、
その後も、小川取締役と二人三脚で、
会社の根本的な改革と再建に向けて、
さまざまな施策を行ってまいりました。
お蔭様でこの2年間、そして最後の年度も、
会社の業績は、計画予算を上回り、
代表取締役社長として、
一応の区切りがつけられたと自負しております。
本当に良い勉強をさせていただきました。
有難うございました。
株式会社商業界に対しまして、
これまでと変わらぬご支援とご厚情を賜りたいと存じます。
後任の代表取締役社長には、
昭和63年から平成8年まで同職を務められました
利波章良氏が就任されます。
なお、今後、私は、
株式会社商業界という場を通じて学ばせていただきました
知識や知恵、経験を、日本の商業の世界にお返しいたしたく、
活動してまいる所存でございます。
現在、鋭意、準備中でございますが、
当面は、小売流通業分野を中心に、
消費と経営の両サイドから、
諸問題の分析・解説、戦略・政策提案、
講演、執筆活動を行ってまいります。
今、30年目の折り返し地点に立つ。
そんな心境の中での独立であります。
今後の30年に向けて、
[日本商業の近代化から現代化]をテーマといたしまして、
微力ながら、そのことの推進に邁進してまいる所存であります。
商業界創始者・故倉本長治主幹が、
[日本商業の近代化]に、
多大な貢献を果たされたとするならば、
私はこれから、わずかでも、
[日本商業の現代化]に、
身を捧げなければならない、
そう考えております。
「志定まれば、気盛んなり」<吉田松陰>
引き続き、変わらぬお引き立てのほど、
よろしくお願い申し上げます。
謹白
平成19年9月24日
結城義晴拝