Everybody! Good Monday!
2007年10月のスタートです。
歴史的郵政民営化の第1日。
JP、日本郵政グループとして再出発。
三つの大きな課題を抱えつつ。
①郵便局の全国的ネットワークが維持されるのか。
②民間を圧迫せずに、業容拡大はどこまで進むのか。
③そして運用資産300兆円の運用の多様化は進むのか。
(これまでは国債が200兆円を占めていたのです) 。
小売流通業のお客様も、小売流通業自体も、
郵政民営化によって、影響を受ける。
何かが変わる。
それを見よう、感じよう、知ろう。
10月1日は、衣替えの日でもある。
サラリーマンは、夏服から冬服へ衣替え。
これに悩んだりする。
この習慣も、少しずつ薄れてはきているが、
顧客の気分は大きく変わる。
一方、10月の家計消費支出は、29万5521円。食費は7万3753円
数字を頭に入れよう。
数字を覚えよう。
10月は、9月に比べると少し上がる。
昨2006年9月から12月までの1世帯あたり消費支出は、
次のように変化した。
9月 27万2441円(食費7万1072円)
10月 29万5521円(食費7万3753円)
11月 28万4270円(食費7万1836円)
12月 34万2406円(食費9万6720円)
つまり、消費動向だけで判断すると、
10月は、9月よりもちょっと良くなる。
そして11月に下がり、12月に飛躍する。
あくまでも全国平均で、昨年のデータではあるけれど。
地域によって、数値は異なる。
自分のエリアの数字は、家計調査年報で調べ、
都道府県庁所在市別ではあるが、
それが頭に叩き込まれていなければならない。
10月のピークは、
第2週の月曜日「体育の日」にかけての3連休。
9月には「敬老の日」「秋分の日」にかけての3連休があった。
私は、この3連休主義は、
なんだか日本人の生活の機微が薄れていくようで、
好みではない。
商売においても、
ワンパターンではなく、
その年によって、異なる曜日となるほうが、
商人の知恵比べには、
面白い。
顧客は、商人の知恵比べを期待している。
美しい知恵比べには、拍手を送る。
醜い知恵比べからは、目を背ける。
アメリカのチェーストアでは、
10月末のハロウィンに向けて、知恵比べが展開される。
今月、アメリカを訪れる人たちは、
そのことを知っておかねばならない。
写真は、テキサス州オースティン、
ホールフーズマーケット・ランドマークストアの店頭。
ハロウィンのオレンジ一色。
商人の知恵比べの10月。
美しき知恵比べを、
切に、願って。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>