心より
メリー・クリスマス!
仕事をしている商人諸君に、
心より、
メリークリスマス!
でも、不思議です。
段々、
クリスマス当日よりも、
クリスマス前夜祭のイブのほうが、
盛り上がるようになる。
そして、クリスマス当日は、しぼむ。
なぜか。
慣れでしょう。
惰性のせいでしょう。
新鮮さが保てないからでしょう。
日本では、12月23日が天皇誕生日の祭日で、
24日は振り替え休日となってしまった。
だから、クリスマスイブは盛大な祭日となった。
それを顧客が楽しむ。
商業は、その盛大な祭日を演出し、
支援する。
それはそれでいいかもしれない。
しかし、昨日も言いました。
今日は、「感謝」の日です。
感謝に、慣れはない。
感謝に、惰性はない。
感謝に、鮮度はない。
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。
感謝こそ、毎日、
感謝こそ、毎晩、
感謝こそ、日々。
心の中から、
自然に湧き上がってくる。
それが感謝。
感謝にあふれたクリスマス商戦。
こう言うと、なんだか変だが、
それが、店の品格をつくる。
企業の品格をつくる。
商人の品格をつくる。
感謝のクリスマス商戦に、
度をはずした見切り、投げ売りはない。
歳末商戦には、それがあってしかるべきだ。
年の際には、忘年の売り切りがふさわしい。
しかし、感謝のクリスマス商戦には、
あって欲しくない。
品格のクリスマス商戦。
感謝のクリスマス商戦。
いかが?
<結城義晴>