結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年12月27日(木曜日)

「食品表示取り締まり強化月間」と「食品表示管理士」資格

12月26日、丸ノ内ホテル。
諸江幸祐さんとランチミーティング。
諸江さんは、ゴールドマン・サックス証券戦略投資部の責任者。

証券アナリストとして日本のトップを極め、
現在、マネージング・ディレクターとして活躍中。

話は、日本の流通業全体のことから、
急速成長企業のこと、
最新店舗のこと、
M&Aに関すること、
ウォルマートのことまで、
諸江さんとの情報交換は、
スリリングで、
スピーディ。

その後、神田の日本セルフ・サービス協会へ。
私、現在、同協会の「エグゼクティブ アドバイザー」。
日本の流通業界の様々な協会に先駆けて、
2008年に、50周年を迎える日本セルフ・サービス協会。
この50周年事業を中心に、
お手伝いする。

そのミーティング。
こちらも、スピーディで、刺激的。

もう御承知のことと思うが、
この12月と来年1月は、
農林水産省が「食品表示取り締まり強化月間」と位置付けている。

関東地区に1500人、
関西地区に1000人、
中京地区に700人。
「食品表示取り締まりGメン」を配置し、
スーパーマーケット、コンビニの店頭摘発を展開している。

このブログ読者の皆さんも、
ゆめゆめご油断めさるな。

同協会では、客員研究員の山口広治さんを中心に、
2005年から「食品表示管理士」という資格を制定し、
検定試験を始めた。

受験者数は、2005年に95人だったものが、
2006年190人、
今年2007年は319人に増えた。
しかし、いまだ合格者、有資格者は500人に満たない。
私は、まだまだ、全然、少ないと思っている。

一挙に、1万人くらい「食品表示管理士」が誕生して欲しい。
そして彼らが、商品部や店舗や売り場、センターで活躍する。

だから、「日本のスーパーマーケットは大丈夫ですよ」と、
世間にアッピールできる。

そうあって欲しいと思う。
今、そうあらねばならないと思う。

農水省が「食品表示取り締まり強化」など、
展開する必要がない状況を、
いち早く、つくりあげておくべきである。

ちなみに、検定試験は、
消費・賞味期限の表示、アレルギー表示などの知識をテストするもの。

ぜひチャレンジしてもらいたい。

夕方から、銀座で、「勇気会忘年会」
商業界から『パチンコホール・ビジネスレビュー』という雑誌が発刊されている。
その編集委員の会は、私の名前をとって、「勇気会」と名付けられた。

毎月、勉強したり、企画案を練ったり。

実に熱い人々の集まり。

議論と歓談に、師走の夜は更けていった。

<結城義晴>

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