「弥生三月は突然やってきます」
今日から、3月。
しかし私の目の状態、思わしくない。
すみません。3月24日、手術が決まりました。
東邦大学医学部付属大橋病院。
2週間ほど入院します。
ご迷惑かけますが、これで目の心配はなくなる見込み。
アメリカ視察研修中に倒れたりしたら、
皆さんに迷惑かけますからね。
今のうちに、手術して、万全を期しておきます。さて3月は、新年度に入る会社も多い。
新入社員が入ってくるところも多い。
新鮮な気分で仕事に向かう。
それが大切。
忘れずに、まず1カ月を過ごしていきましょう。
それが大切。忘れずに、まず1カ月を過ごしていきましょう。昨日から、千葉県幕張メッセで、
第8回JAPANドラッグストアショー開催。
昨2007年6月に46年ぶりに薬事法が改正された。
その直後のドラッグストアショー、
盛り上がらないわけがない。
3日間で12万人を動員するという。
初日の金曜日2月29日は、
プロの、経営者、バイヤー、実務家のみ入場可。
今日から2日間は一般客も入場可。
みんなで『セルフメディケーション派』宣言!
これがテーマ。
セルフメディケーションとは、
生活者が、自分で、医薬治療すること。
生活者が自分の判断で、医薬治療する。
ドラッグストアは、それを、誰よりも専門的に、
親切に、丁寧に、サポートする。
だから、スーパーマーケットやコンビニにも、
OTCといわれる一般薬は売られるようになる。
「セルフメディケーション」のコンセプトを、
ドラッグストアや医薬業界が、自ら推進したからこそ、
薬事法は世紀の改正を果たしたのだ。
夜のレセプションでは、
日本チェーンドラッグストア協会会長の
松本南海雄さんが挨拶。
ご存知、マツモトキヨシ代表取締役社長。
いつになく気合がこもって、長いスピーチ。
しかしまったく長く感じられない。
「今年の夏から、
登録販売者の試験が始まります。
2011年には3万人の登録販売者が誕生しないと間に合わない。
それが出来ないと薬剤師常駐問題は解決できない」
「ドラッグストアは、現在、
1万5300店4兆9600億円の市場。
2012年には、これを10兆円の産業にもっていきたい。
そのために地域のかかりつけドラッグストアとして、
消費者の信頼を得ていく」
力強い決意表明だった。
乾杯の後、ブースコンテスト表彰。
総合の部・大賞、今年は花王・カネボウ。
高橋辰夫花王カスタマーマーケティング社長、会心の笑み。
岡村製作所は、設営への協力で表彰。
室谷保常務が、神妙な面持ちで受賞。
その後の懇親。
松本さんと、熱談、握手。
「協会も来年で10周年ですねえ、感慨深い」(結城)
「宗像(守)くんが頑張ってくれたおかげ」(松本)
「同感です」(結城)
キリン堂・寺西忠幸会長と、固い握手。
「結城さん、新会社設立、おめでとう」
私、この言葉に、涙が漏れそうになった。
本当にありがたい。
㈱プラネット社長・玉生弘昌さん。
この日の特別セミナーで講演されたばかり。
テーマは「日本の流通業界IT化の現状と課題」
玉生さんの見識の高さは、図抜けている。
私、尊敬している。
「講演では、どこがコスト負担すべきか、
はっきりすべきだと言ってきました。
そうしないと前に進まない」
玉生さん、筋金入りの硬骨漢でもある。
昨年末の学習院マネジメントスクールの講師、
玉生さんのご紹介で始まった。
「お蔭様で、今春から、
冒頭の流通概論を担当することになりました」(結城)
玉生さん、親指を立てて、
ガッツポーズしてくださった。
ガッツポーズは写真に撮れなかったが、
かわりに固い握手。
ドラッグストアとその周辺産業。
人々の健康と美容を担う世界も、
2010年を目途に大きく変わりつつある。
私には、実感として、それがひしひしと感じられる。
<結城義晴>