円高! 100円に近づいた。
何と8年ぶりに101円台半ば。
アメリカの景気悪化が主要な理由。
円が高まったというより、
ドルが安くなったということ。
大統領予備選挙真っ只中のアメリカ。
さてどんな手を講じるのか。
わが㈱商人舎第1回米国視察研修の日程は、
そのアメリカ合衆国独立記念日の7月4日を、
焦点に持っていくことに決まった。
大統領選の最中のニューヨークで、
独立記念日にアメリカの商業がどんな動きをするのか、
アメリカの顧客たちはどんな日常と非日常を展開するのか。
それが、商人舎米国視察研修の山の一つとなる。
それまでにドル安はどうなっているのだろう。
2001年以降を21世紀という。
21世紀に入ってから、
全世界のGDPは年平均3.5%ずつ伸びている。
実質経済は、すべてのエリアで成長を果たしている。
ところが、物流経済は21世紀7年間の平均が7%の伸び、
金融経済に至っては、年平均14%も伸長している。
金融バブルが地球規模で発生している。
私は、実質経済こそ重要であると考えている。
実質経済を支えるのは、商業である。
しかし昨年度の、そのアメリカ商業は、
第4四半期で苦しくなった。
ホームデポは、売上高マイナス2.1%、純利益高マイナス23.7%、
既存店成長率マイナス6.7%。
ターゲットの第4四半期も、売上高0.8%、純利益マイナス8.1%、
既存店成長率0.2%。
ウォルマートの2007年度は、
安定していて、
売上高 8.6%、純利益 12.8%、
既存店成長率 1.6%。
これについては、来週考察する。
さて、3月7日、夕方。
東京・青山のレストラン「RIVIERA AOYAMA」。
2008スーパーマーケットトレードショーの
御苦労さん会。
史上最高ビジター数、史上最大エキジビター数を記録した。
私も、日本セルフ・サービス協会の、
エグゼクティブ・アドバイザーになって最初のトレードショー。
嬉しかった。
最初に、増井徳太郎協会長のごあいさつ。
あとは、みな、淡々と歓談しつつ、料理とお酒を楽しんだ。
しかし、来年はもっとすごいトレードショーにしよう。
そんな気分が横溢としてきた。
最後に、事務局から古賀正樹さんがお礼のごあいさつと中締め。
古賀さんはその人柄のよさから、内外ともに人気がある。
照れながら、きちんとしたご挨拶。
「古賀さん、きらいなものは?」
「おから」
爆笑。そして一本締め。小さな声で、よーお、チャン。
皆さん、本当にお疲れさま。
そして、ご苦労様でした。
<結城義晴>