Everybody! Good Monday!
2008年3月最終週。
春分の日からの4日間、
いかがだったでしょう。
私は、入院前の原稿書きや入院の準備で、
一歩も外に出ず、
従ってお店を訪れて、
動静を感じることもできませんでした。
不思議ですね。
お店は。
店には、その店なりの繁盛の度合いが、
表現されているだけではなく、
数店を回ると、
世間の消費動向まで、
感じ取ることができる。
それができなくなると、
逆に店で感じることの重要度がわかります。
商業にかかわる人は、
自分の店はもちろんですが、
できる限り、
自社の他店、
競合他店、
ちょっと離れた他店、
遠く離れた優秀なお店、
そしてできれば時々、
外国のお店など訪れるとよいと思います。
もちろん、新婚旅行や家族旅行、
友人たちとの旅行のついでに、
お店を訪れることをお勧めします。
「ついで」でいいのですから。
今日の日本経済新聞で、
糸井重里さんが
「公私混同のすすめ」を
語っています。
「私」の生活を楽しみ、大切にする。
それを「公」の仕事に活かす。
「私」が楽しめない人には、
平均点の商品やサービスは提供できても、
優れた商品はつくれないし、
優れたサービスはできない。
私も、糸井さんに賛成。
糸井さんは、
「ほぼ日刊イトイ新聞」というウェブサイトを、
毎日更新しています。
私にとって、同好の士でもあります。
だから、この「公私混同」のすすめも、
よくわかります。
24時間、私生活を楽しみつつ、
それをブログの更新につなげていかない限り、
毎日更新など続かないからです。
商人、商業者、
そしてホスピタリティビジネスマン。
「公私混同」おおいに、せよ。
もちろんこれ、パラドックスです。
そのまま受け止めないでください。
会社のルール、社会の常識を守ることは、
大前提。
そのうえで、「自分」を大切に。
それを「仕事」に活かす。
「ストア・ウォッチング」など、
私たちにとって、
絶好の「公私混同」です。
時間の使い方の面では。
月曜日から、元気の出る提案。
店回りは楽しい。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>