緑内障手術後3日目、
今日、単行本1冊分のゲラが届く。
校正態勢に入る予定でしたので、
ブログも通常通りに、
元気良く再開するつもりでした。
が、昨日朝の診断の結果、
昨夜、第2回手術を受けました。
右顕微鏡下硝子体茎離断術という手術。
第6手術室に入って、
もうおなじみの手順を踏んで、
約1時間半ほど。
網膜剥離や25日の緑内障手術ほど、
長くも難しくもないものですが、
私だけの特殊な事情から、
右目の硝子体の一部を取り除くことになりました。
でもこちらのほうが、きつかった。
硝子体をかなりの割合で除去したからです。
信頼する北善幸先生がやってくれました。
3度目の執刀です。
これで、右目の水晶体と硝子体のほとんどがなくなり、
網膜は縫い目だらけという状態になりました。
江戸時代でいえば、
伊達政宗、柳生十兵衛、丹下左膳と同じでしょうか。
それでも幸いなことに、
右目に光を感じることができます。
ありがたい。
だから、今日も安静に。
ブログもこれくらいに。
私は大丈夫です。
自分がマゾかと思うくらいに、
試練には強いのです。
アメリカの西部劇でも日本の時代劇でも、
最近のハードボイルドものでも、
よくあるでしょう。
痛めつけられて痛めつけられて、
耐えて耐えて、最後に勝つというパターン。
あれ、結構好きなのです。
涙流しながら、見たりするのです。
そんな感じでしょうか。
私、辛抱強いのです。
心は燃やせ、頭は冷やせ。
<結城義晴>