「あと2日」⇒「励まし祝う会」まで。
心より感謝します。
次々にお申し込みのファックスやお電話が入るたびに、
胸がどきどきして、
無性に嬉しくなります。
ここで急遽、書き込み。
17日の商人舎発足の会にこのホームページからネットで
お申込みくださった皆様へ。
4月4日以前のお申込みは、システム上支障が生じ、
参加票や請求書が発行されておりません。
本当に申し訳ありません。
大至急、電話・ファックス・メールで、ご連絡ください。
たった今、そんな方からご連絡が入りました。
電話045-350-6651
ファックス045-313-1261
メール info@shoninsha.co.jp
昨夜、深夜の2時、テキストも完全に終了し、
私の手を離れました。
一昨日から42時間不眠不休で、
最後の仕上げにいそしみました。
「小売流通サービス業が21世紀の日本を救う」
本文A4版88ページ。
目次など含めると、
90ページとなります。
私のこれまでの講演やアメリカでのレクチャーの集大成。
しかし、それを全部となると、
90ページや100ページでは足りません。
だから、結城義晴の主張のエッセンス。
いずれ、これが元になって、
何冊かの本が出来上がります。
しかし、本にしても雑誌にしても、
出来上がった途端、
あそこが足りない、ここが不満、
そうなるものです。
だから、『お客様のために いちばん大切なこと』も、
抱きしめて眠りたいほどに、愛着がありながら、
次の「小売流通サービス業が21世紀の日本を救う」の
テキストに集中する。
しかしそれも、出来上がりの段階になると、
あそこをああしておけばよかった、
となるのです。
講演のテキストですから、
それは講演でお話しするときに、
訂正も修正も補足も補強も出来ます。
それでも、ああしておけば、こうしておけばと、
考えるものです。
ものづくりというのは、そんな仕事です。
しかし、講演は、その場で、
どんどん内容を変えていくことができる。
財にたとえると、
本は、メーカーのつくる価値。
講演は、小売業のサービスする価値。
雑誌は、その中間で、
月刊雑誌は、本当に真ん中。
ブログは、[毎日更新]だけでなくとも、
いつでも訂正できるので、
小売業に、きわめて近い。
私の仕事は、SPAなのです。
SPAとは、ユニクロの柳井正さんがやっているような、
製造小売業。
倉本長治先生も、戦後、
商人を励まし続けるとき、
製造小売業をお勧めしました。
それが、一品一品の品質にとことん責任を持つときに、
最も確かなやり方だったからです。
自分の担当する領域は、
ごく狭いものとなるけれど、
その領域に関しては、
品質に絶対の責任を持つ。
それが、専門家です。
スペシャリストです。
倉本長治のお勧めに応じて、
多くの真商人が誕生しました。
専門店では、お菓子屋さんが多かった。
菓子は、嗜好品で、
自分だけの味や物語を、
そこに込めることが出来るからです。
総合化を狙った商売は、
一時的に、一挙に、
大きくはなることができましたが、
一握りの人を除いて、長続きしませんでした。
専門化を目指したビジネスでも、
自分しかできないこと、
その自分しかできないことに絶大なる品質保障ができること、
それができない場合、
どんどんつぶれたり、
諦めたりしていきました。
しかし、
自分だけに出来ること、
その自分のできることに誇りを持てること、
そしてそれに信用保障できること。
この条件がそろえば、
長くお客様から支持を頂けるのです。
私は、
42時間の不眠不休のあと、
7時間熟睡して、
元気いっぱい。
さあ、出発!
「これから九州男児の、
肝っ玉をご覧にいれます」
(高杉晋作にならって)
<結城義晴>