ありがとうございました。
商人舎、旅立ちました。
「日本商業現代化」を目指して。
昨日のお台場TFTでの商人舎発足の会、
お陰さまで成功裡に終わりました。
私たちの想像を超えるものとなりました。
お集まりくださった皆様、
ご支援くださった皆様、
そしてお手伝いいただいた皆様、
心より、御礼申し上げます。
たった3人の会社、㈱商人舎。
しかし、3人だけではないことが、
よくわかりました。
多くの方が、ご支援くださった、
それがみんなで商人舎なのだと感じました。
本当にありがとうございました。
私は、13時からの講演、
30分の休憩を入れさせていただいて、
17時05分まで、
途中、声がかれるというアクシデントがありましたが、
それも乗り切り、勤めあげました。
4月3日に退院してきたばかりという体調にしては、
気力も体力も充実していたのだと、
冷静に考えると、そう思います。
聞いてくださる方々に熱があるから、
私に熱が充満する。
それがみなさんの熱となる。
私の熱となる。
またみなさんが熱くなる。
私が熱くなる。
そんな感じでした。
その後の、「結城義晴君の独立を励まし商人舎の発足を祝う会」
私は、感動でいっぱいでした。
荒井伸也さんの発起人代表ご挨拶。
倉本初夫主幹の師よりの言葉、
渥美俊一先生のビデオレター。
そして廣田正さんの励まし、
川野幸夫さん、
増井徳太郎さん、
佐藤洋治さん、
小松務さん。
西端春枝先生のお言葉とお花。
横山清さんの喝と乾杯の音頭。
握手会での皆さんのコメント。
そして中締めの加藤榮一さんの一本締め。
皆さんの言葉の中に暖かい思いやりと、
私たちへの期待が、
満ち満ちていました。
「商業の現代化」を目指して、
「無私と利他」を貫きます。
これが私なりの「商業現代化」への一歩です。
結城義晴の「商業現代化宣言第一幕」です。
それには「知識商人」がたくさん誕生しなければなりません。
いや、もう「知識商人」はたくさんいます。
「知識商人」とはどんなものかを意識していないだけなのです。
意識していれば、「知識商人」を育てようとします。
それが、これからです。
知識商人とは、ピーター・ドラッカーの次の言葉に集約されます。
『ポスト資本主義社会』からの引用です。
「夕食に招く客には教養のある人がよい。
だが、砂漠では教養のある人はいらない。
何かのやり方を知っている人がよい」
「マーク・トウェインが1889年に書いた小説の主人公、
コネティカット出身のヤンキーは教養ある人間ではなかった。
ラテン語もギリシャ語も知らず、
シェイクスピアを読んだこともなく、
『聖書』もほとんど読まなかった。
しかし彼は、機械のことなら、
電気を起こすことから電話機をつくることまで
すべて知っていた」
商売のこと、
商品のこと、
お客様のこと、
これらをよく知っている専門家。
それが、知識社会の「知識商人」。
そして、
その専門知識に応じた専門技術を身につけ、
体を動かして、
お客様のために動くことができる。
実行することができる。
それが「知識商人」。
私たちの「商業現代化」の主役です。
そして「知識商人」こそが、
オクシモロンの問題解決を実現できるのです。
本当に、ありがとうございました。
そして今後を私たちとともに歩いてください。
お願いいたします。
合掌。
<結城義晴、商人舎一同>
なお、明日から、写真構成で商人舎発足の会の模様を中継いたします。
その一部。
パーティでの、ひとこま。
柳井正さんと結城義晴。
ご期待ください。