4月17日商人舎発足の会、乾杯をすると、
急に場が和む。
懇親の場と変る。
最重鎮のお二人。
イオン名誉会長相談役の岡田卓也さんと、
菱食相談役の廣田正さん。
「お二人に向かいて、言うことなし」
有明ワシントンホテルに担当してもらった料理も、
好評だった。
安心しました。
コックさんにも、感謝。
懇親の場に移ってから、ひとつイベントを用意した。
「結城義晴の感謝の握手会」
トップバッターは、
今回に向けて発刊された私の著書の登場人物。
書名は『お客様のために いちばん大切なこと』(中経出版)
この中の「中越地震の交換メール」の松村ひろみさん。
レストランオガワヤを経営する。
もう、すでに有名な人。
優れた文章家、素晴らしい商人。
本には、ヨークベニマルの大高善興社長もご登場いただいた。
「大晦日のちょっといい話」
だから、固い握手とスピーチ。
平和堂社長夏原平和さんにも、この本の中で、
お世話になった。
「商人よ、正人たれ」という言葉。
平和堂50周年記念式典のとき、私は夏原さんから学んだ。
ここまで、感謝の握手会第一フェーズは、単行本絡み。
だから最後は、版元・中経出版社長の杉本惇さん。
本当にありがとうございました。
さて、感謝の握手会第2フェーズ。
商人大賞受賞者にお願いした。
第一回商人大賞柳井正さん。
言わずと知れたファーストリテイリング会長兼社長。
「業績が落ち込んで、私が、
マスコミやアナリストから叩かれていたときも、
結城さんは、正しく評価し、応援してくれました。
だから、いつかお返しをしなければならない」
ありがたいお言葉。
握手してくれただけで、十分です。
私は、答えた。
「柳井さんとは、
『店は客のためにあり、店員とともに栄える』
この考え方における同志です」
ただし、お互いの共通の趣味・ゴルフでは、
今のところ、私の1勝2敗。
柳井さんの著書『1勝9敗』に倣えば、
まだ私、7敗は出来る。
お付き合いのほど、よろしく。
柳井さんに続くのは、この人、
大創産業社長の矢野博丈さん。
100円ショップダイソーの総帥。
まず、お互い、体重をかけて引っ張り合いのごとき握手。
矢野さんの講話、面白くて、ためになる。
いつも謙虚。
死線を潜ってきた人の緊張感が、
経営者矢野博丈の真骨頂。
だから常に謙虚。
そしてサム・ウォルトンのごとき
「世間への逆行」を大胆に断行する。
カスミ社長 小濵裕正さん。
「実は、結城さんが商業界社長を退任したとき、
うちにスカウトしようと思った。
結城さんに一度、
スーパーマーケットを経営させてみたかった」
何ということを仰る。
「しかし結城さんは、業界のために働くべきだ」
ありがとうございます。
小濵さんの話、いつも、骨がある。
だから印象に残る。
リーダーにとって重要なこと。
次は、パチンコホール・マルハン社長の鈴木嘉和さんと握手。
1兆8000億円の年商を弾く会社。
社会貢献活動にも、重点的に力を入れる。
商業界九州連合同友会会長壽崎肇さん。
壽屋の創業者でもある。
私が福岡出身であることもあって、
お世話になった。
握手会後半は、私の最初の部下だった町田成一さん。
『食品商業』編集長時代の相棒。
現在、プレジデント社の月刊『danchu』編集長。
油の乗った仕事ぶり。
そして、握手会最後は、
『お客様のために いちばん大切なこと』の編集者。
中経出版編集部飯沼一洋さん。
飯沼さん、10万部、15万部という大ヒットを連発する凄腕編集者。
ビジネス書で、10万部を超えるのは至難の業。
それを成し遂げることができるのは、
「お客様のため」を常に考えて行動するから。
感謝の握手。
これからは、懇親、懇親、また懇親。
その一部の写真を公開。
学習院大学教授の上田隆穂先生と、
学習院マネジメントスクール事務局の磯部泰子さん、林純子さん。
学習院マネジメントスクールがらみで、
プラネット社長の玉生弘昌さんと、
日本マーチャンダイジングセンター社長の塩野秀男さん。
玉生さんは、まさに知識経営者。
そして革新者。
私の掲げる21世紀の新しいビジネスをすでに体現してしまった人。
素晴らしい。
商人舎オフィスのお隣さん、
相鉄ローゼン社長の春日徹夫さん。
八社会社長も務めていらっしゃる。
本当によろしくお願いします。
野田岩で、お礼させていただきます。
関西スーパーマーケット社長の井上保さんとも、
固い握手。
私の商業ジャーナリストの原点は、
入社後にお世話になった「関西スーパー1週間研修」にある。
絶対に、恩返しをしなければならない会社。
井上さんを、応援します。
そして、夏原さん再登場。
あのニトリ社長の似鳥昭雄さんとご一緒に。
似鳥さんは、凄い人。
渥美俊一先生にも、ずばり、懐に飛び込んで、
核心をえぐりだす。
そしてそれを徹底する。
だからニトリのような超優良会社が出来上がった。
わが道を行く。
ここは、柳井さん、矢野さんに通ずる。
伊藤園常務取締役の本庄周介さん。
三洋電機販売の大崎公司さん。
最後に、屏風の前で、スリーショット。
松村さん、松崎靖さん。
松崎さんは、足利屋洋品店社長だが、
「虹の架け橋」編集長兼発行人としても有名。
私と同年の、尊敬する知識商人。
これからもよろしく。
忘れてはいけない。
こちらも知識商人ウォルナットさん。
私のブログにリンクしてもらっている「胡桃の三流句」の管理人。
そして、㈱商業界の先輩・岡谷勇男さん。
久しぶりにお会いできて、感激。
取締役時代に本当にご指導頂いた。
感謝の握手。
中締めは、セイミヤ会長の加藤榮一さん。
商業界関東山静連合同友会会長。
加藤さんは、いつになく、
ご自分が商売を始めたときのお話をされた。
しみじみとして、いい話だった。
そして、身振り手振り大きく、
関東一本締め。
「よー、ちゃん」
皆さんも、合わせて、
「よー、ちゃん」
ありがとうございました。
会場エントランスで、お土産をお渡し。
私の著書など、入っています。
ご感想、ご批評、お寄せください。
事務局やお手伝いの皆さんも、
最後まできちんと、お客様をお送りくださった。
もっともっとたくさんの方々においで頂いた。
カメラマンの井上さんが奮闘して撮影してくれた写真から、
この実況中継をつくった。
すべての人に、私のブログに出演してもらいたいところだが、
それもかなわない。
お許しください。
しかし、すべての皆さん、ありがとうございました。
今、本当の旅立ちです。
日本商業の現代化を目指して。
「無私と利他」を貫いて。
<結城義晴>