2008年5月を目前にして、
動き出しました。
世の中も、私も。
ガソリンは、
レギュラー160円に台になる。
石油元売りが発表。
以前より高くなる。
暫定税率が復活したら、
この間の安売り合戦のマイナス分を、
業界挙げて取り戻そうという意図。
政府の「脳死」状態にも、
怒りを覚えるが、
ガソリンというコモディティ商品の価格を、
これだけ乱高下させておいて、
結局は、消費者にツケが回る。
国民にとって、いまや必需品となったガソリン。
いつも安くして欲しいと願っている。
変らないことが、生活の計画性につながる。
だから、生産も流通も小売りも、
出来るだけ無駄なコストを削減して、
低価格で提供して欲しいと願う。
無駄なコストを削減するためならば、
冷たいようだが、業界の中の業者の淘汰も、
また必要。
ガソリンなどを事例にとると、
コモディティのことがよく分かる。
もちろん地球温暖化といった環境テーマの前では、
ハイブリッド・カーなどの普及は、必須。
しかし大衆は、
日々の暮らしのベースとなる商品は、
そうあって欲しいと願う。
コモディティ・グッズのエブリデー・ロープライスが、
いかに重要かを教えてくれる出来事です。
さて、昨28日は、朝から横浜の商人舎オフィスで、
「月曜ミーティング」。
私たちの会社も、設立3カ月で、
第1四半期が終わろうとしています。
この第1クォーターは、ただひたすら、
4月17日の「商人舎発足の会」を目指してやってきました。
これからは、本格的な事業にまい進します。
その第1弾が、6月19日の特別研修会。
「渥美俊一ビッグストアづくりの急所」
第2弾は、6月30日から7月6日までの、
「結城義晴USAスーパーマーケット視察研修会」
私は、アメリカ小売業を、私なりに、
21世紀の視点で再整理してみようと考えています。
その根幹にある考え方が、
コモディティとそれ以外の要素、
すなわちノンコモディティ。
今回、商人舎発足後のUSA研修は、
その考え方、見方のお披露目となります。
来週5月5日から9日間ほど、
ラスベガスとサンフランシスコに行きます。
FMIとスーパーマーケットを見て、
そして考えてきます
日本セルフ・サービス協会主催の視察ツアー。
もちろんこのブログで、アメリカ・レポートを続けますが、
そこで私が何を見、何を考えるか。
楽しみにしてください。
そして商人舎USA視察研修にもご参加ください。
いつも、昨日とは、
違う道を歩く。
それが、時間を、長くする方法。
人生を2倍に生きる方法。
バルタザール・グラシアンの『賢者の知恵』より。
「時がたてば、光り輝くものも
やがてはその輝きを失ってくる。
慣れは感覚を鈍らせ、称賛を損なわせる。
すべての面で、ときどき自分を再生させよう。
違う分野で活躍するのもいい。
以前の分野では懐かしがってもらえるし、
新しい分野ではまた称賛されるかもしれない」
(㈱ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
バルタザール・グラシアンの『賢者の知恵』より。「時がたてば、光り輝くものもやがてはその輝きを失ってくる。慣れは感覚を鈍らせ、称賛を損なわせる。すべての面で、ときどき自分を再生させよう。違う分野で活躍するのもいい。時々でいいから、自分を再生させる努力を試みることです。
<結城義晴>