Everybody! Good Monday!
2008年5月の最後の週です。
2月末日が決算の会社ならば、
第一四半期の最後の週。
上場企業は、中間決算ではなく、四半期単位で、
マーケットに決算情報を提供するようになりました。
欧米の区切りでは、13週決算。
私も、この13週という厳密な決算、
良いと考えています。
数字で仕事や営業を比較していく場合、
その数字の根拠は、正確な方が良い。
厳密な方が良い。
13週ごとに、「このクウォーターはどうだったか」と、
総括できる、反省できる。
それが直前のクウォーターと比較できる。
前年と比較する癖がついているならば、
中間期でも、1カ月でも良いけれど、
直近の成績で評価する場合には、
週間と四半期が断然、都合が良い。
ウィークリー主義とクウォーター主義。
週間主義と四半期主義。
そういえば、渥美俊一先生も「週次と13週主義者」です。
その渥美俊一&結城義晴の特別研修会が6月19日に開催されます。
早めのお申し込みのほどを。
会社の経営や店の運営は、どんどん、
都合の良いやり方に変えていくべきでしょう。
しかし、お客様の暮らしは、
1月・2月・3月・4月・5月、そして6月です。
睦月・如月・弥生・卯月・皐月、そして水無月です。
すなわち、お客様は感情で動く。
ビジネスは、数字で動く。
数字で動きつつ、感情の動きを察知しながら、
感情の動きに合わせていく。
難しそうに見えます。
しかし、これも「オクシモロン」です。
「創造的破壊」です。
やり遂げられれば、成果は大きい。
さて、暦の上では、
今週末に、大きな節目を迎える。
春と夏の切り替わり。
最近のサラリーマンはそうでもないけれど、衣替えの季節。
中学生・高校生などは衣替え。
用意のいい主婦は、もう家の中の衣替えを済ませている。
しかし大半の主婦や生活者、単身者などは、
たいていの場合、暦に追いかけられている。
そのお手伝いをするのが、商業の仕事。
もちろん日本列島は縦に長い。
地域によって、生活や季節は違います。
しかし国民全体では、今週が区切りとなる。
そして、何かを変えようとすると、
問題が発生する。
「問題発生」
そこにビジネスの機会がある。
四半期決算、春から夏への切り替え時期、
世の中、なんだか追いまくられている。
問題発生の芽を、いち早く察知して、
問題解決のご提案を。
大半の問題は、解決方法が明らかになっているものです。
特に現場では。
問題解決の道筋や方法が、いまだはっきりしない問題。
それを解くのがトップマネジメントの仕事。
ここには季節変動はあまり関係ないかも知れない。
しかし現場では、問題が頻発する。
Retail is Detail.
小売りの神は細部に宿る。
では、今週もより良い日々を。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
追伸
5月第2週は母の日でした。
6月第3週が父の日。
その間に、赤ちゃんの日がある。
マザーズデイ、ファザーズデイのちょうど中間。
ベビーズデイ、6月第1日曜日。
ナンバさん、おめでとう。
今週末ですよ。
みんなで祝福しましょう。