5月30日[金曜日]
イオンおゆみ野ショッピングセンター。
午前9時にグランドオープン。
27日から3日間ソフトオープン。
その記者会見が行われ、
私、久しぶりに顔を出した。
おゆみ野ショッピングセンターの住所は、
千葉市緑区おゆみ野南。
千葉市の新興ベッドタウンおゆみ野に、
敷地面積6万3412㎡、商業施設面積2万4024㎡。
イオンの中型ショッピングセンター。
マックスバリュとヤマダ電機が核店舗。
それに88の専門店テナントで構成されている。
駐車場1500台、駐輪場550台。
静岡県の富士南SC、
宮城県仙台市の泉大沢SCに次ぐ新タイプの3番目のSC。
この「ライフスタイルセンター志向型新タイプSC」。
何と表現したらよいかわからないが、
詳しいご紹介、および評価と考察は、
このブログの来週のお楽しみに。
核店のマックスバリュは、3000㎡のスーパーマーケット。
24時間営業。
ずいぶんレベルが上がってきた。
記者会見は、10時30分から、
京成おゆみ野駅前の事務所で行われた。
右からイオンおゆみ野モールマネジャー竹田吉幸さん、
イオン執行役ショッピングセンター事業本部長の橋宣久さん、
常務執行役マックスバリュ事業本部長の中村邦生さん、
そしてマックスバリュおゆみ野店長の中川伊正さん。
中村常務は、29年前、
私がはじめてアメリカに視察に行った時の同窓生。
「お互い、よく生き残ってきましたね」
これ、実に正直な感想。
中村さんは、イオンのなかでずっと食品畑を歩んできた。
いま、イオンの21世紀のカギを握るマックスバリュの責任者。
私も、主に食品畑を、
商人の魂を持つジャーナリストとして歩いてきた。
妙な、同志的気分が、中村さんとの間には、ある。
イオンにおいてもスーパーマーケット・フォーマットは、
最重要課題のひとつ。
もう一つの最重要課題が、ショッピングセンター。
この二つの要素が、おゆみ野SCには込められている。
このあたり、来週に。
記者会見が終了したら、急ぎ、池尻大橋・東邦大学病院へ。
眼圧は12と、極めて安定してきた。
北幸喜先生も、喜んでくれた。
その後、10日ぶりくらいに横浜の商人舎オフィスへ。
夕方5時、トータルプランの新井康之さんが、
わざわざ桐生から訪ねてくださった。
新井さんは、ホームセンターを専門とするコンサルタント。
私より3つ年下の52歳。
トータルプランは、いまや、ホームセンターに関しては、
第一人者のコンサルタント会社に育った。
㈱商業界時代、新井さんたちとは、
ずいぶんいろいろな仕事を一緒にさせていただいた。
『販売革新』で、ホームセンター経営の別冊シリーズを刊行した。
これは唯一といってよいほどの、ホームセンターの教科書として、
現在も、君臨している。
その新井さんと意気投合したこと。
「ホームセンターの産業化」
これを目指さねばならないということ。
私の持論「商業の現代化」には、
ホームセンターの産業化も欠かせない。
そのための方向性の確認、作戦など、
熱い議論が交わされた。
まさしく新井さんとも同志。
この日は、食品の同志・中村邦生、
非食品の同志・新井康之、
両氏と会って、
私は、充実していた。
一つのことを、丹念に、これでもかこれでもかと、
積み重ねてきた人は、必ず、社会から、
時代に応じた使命を与えられる。
そんな同志が集合して、新しい時代が切り開かれていく。
合掌。
<結城義晴>