昨6月25日、朝、新幹線で大阪へ。
TERAOKAニューバランスフェアの講演。
梅田のハービス大阪。
講演会の前に、
㈱八百民代表取締役社長の平山幹人さんと写真。
平山さんは、先週の商人舎特別研修会にも参加してくださった。
「渥美俊一&結城義晴」の二人のビッグセミナー。
連続して私の話を、
いちばん前の席で聞いてくださった。
渥美先生には、真っ先に質問した。
渥美先生は、真剣に、誠実に、回答してくださった。
勉強熱心で、真面目な、青年経営者。
講演は、午後1時から始まって、
3時30分まで。
商人舎発起人の㈱万代社長・加藤徹さんも、
ご聴講くださって、感激。
商人舎ファミリーの皆さんも、数多く集まってくださって、
これもうれしかった。
嬉しかった。
ここで強調したことは、
今月の標語「節約、倹約。もったいない」
これは、本当にお客様の立場に立って考えると、
「一品でも少なく買いたい」ということ。
「少しでも安く買いたい」ということ。
私たち、売る側から見ると、
「できるだけ売上点数を少なくすること」
「できるだけ売上高を少なくすること」
それを今、お客様は求めていらっしゃる。
まさにこれは「オクシモロン」
二律背反。
さて、どう問題解決するか。
長い目で見ること。
①そのお客様の、
家計支出の中の、
わが店で買っていただくシェアを、
高めること。
②客数を増やし続けること。
③わが店、わが社の、
無駄なコストの削減にいそしむこと。
売上高を上げることは、二の次だと、
全員で認識しなければならない。
今やるべきは、これです。
しかしこれを徹底すれば、
それこそ「ブルーオーシャン戦略」。
頑張ろう。
さて、講演会の後は、
『お客様のために いちばん大切なこと』のサイン会。
長い行列に最後まで待ってくださった
敷島製パン㈱の田中文夫さん、
㈱おいしいハートの徳永ひろみさん、
中山物産㈱の中山久史さん、
本当にありがとうございました。
田中さんは、長い友人で、
商人舎ファミリー。
だからご遠慮して、最後まで待ってくださった。
講演会の後、
天満の西端春枝事務所へ。
商業界全国女性同友会名誉会長・西端春枝先生に
ご挨拶とお礼。
「そのまんまで、行きなさい」
昨年、7月にこう言って、
私と商人舎・小川寛専務を支えてくださった。
商人舎発足の会では、
厳しくて暖かいご発言と花束を贈呈してくださった。
その西端先生のご自宅兼事務所を訪れて、
しんみりとお話。
お茶とお茶菓子も、とても美味しかった。
そのあと、二人で、ホテル日航大阪の「華味鳥」へ。
博多の鳥料理屋。
前阪神百貨店社長の三枝輝行さん(写真右)、
五苑マルシン㈱社長の川辺清さん(写真左)と、
待ち合わせ。
三枝さんは、私と同様に昨年、阪神百貨店を退任され、
今は㈱サエグサ流通研究所代表取締役。
素晴らしい経営者。
「百貨店業界の枠を超えた人物」。
私、運命的な出会いと感じた。
大げさな言い方ではなく。
お話を聞くだけで、
面白くて、ためになって、
すぐに意気投合。
阪神百貨店を立て直しした話。
飛騨牛のマーチャンダイジングの話。
熊本岩田屋再建の話。
とめどなく、出てくるエピソード。
西端先生を「お母ちゃん」と呼んで、
懇意にいていらっしゃる。
皆さんにも、三枝さんのお話を聞いてもらう機会を、
必ずつくります。
川辺さんは、旧知の人。
現在、焼肉「五苑」、「情熱ホルモン」を合わせて200店展開。
川辺さんも、素晴らしい経営者。
謙虚で、情熱的で、明るくて、強い。
商売に対するアイデアがほとばしり出てくる。
今年4月に発刊された川辺さんの著書「自分の力」をいただく。
致知出版社。
そして三枝さんと川辺さんのコンビネーションが、
また、絶妙。
お二人とも西端先生を「お母ちゃん」と呼んでいる。
私も、「お母ちゃん」と呼びたくなったが、
関西弁のイントネーションをマスターしなければ、
どうも、しっくりこない。
だから私は「ニシバタ先生」と呼ぶ。
4人で、記念写真。
いい写真が撮れた。
なんだか、皆、なじんでいる。
今日も、良い出会いばかりだった。
西端先生に心から、感謝。
<結城義晴>