皆さん、「お元気様です」。
「お元気様」という言葉。
ハローデイの合言葉。
「お疲れ様」と「お元気様」。
比べてみると良い。
「お元気様」と発すると、ずいぶん前向きになる。
ハローデイは若い会社。
「お元気様」があふれている。
昨日は、ハローデイの人と店から、
たくさんの「お元気」を貰った。
ありがたい。
昨11月21日金曜日、
商人舎の第一回国内店舗視察研修会開催。
私の生まれ故郷・福岡。
その福岡のスーパーマーケット「ハローデイ」。
年商530億円、33店舗。
福岡県で、現在、圧倒的なパワーを発揮する。
そのパワーの中身は何か。
その店づくり、売り場づくりのベースとなっているものは何か。
それを明らかにする研修会。
まず、3店舗を視察。
グループ企業のボンラパス花畑店。
ハローデイ門司港店。
ハローデイ足原店。
店舗視察しつつ、バスの中で約3時間の講義。
第1号車は私。
第2号車はハローデイ取締役スーパーバイザー部統括部長の仲村浩一さん。仲村さんはボンラパスの常務取締役も務める。
その詳細な解説は大好評。
途中で交代。
ハローデイのビデオも、3本ずつ見ていただく。
夕方、ホテルで3時間の講義、講演。
ハローデイ社長の加治敬通さん。
最後に二人で質疑応答。「グッド・クェッション」がたくさん出た。
加治さんは真剣勝負で答えてくれ、私は全力で講義した。
素晴らしい内容だった。
「これまでに経験したことのない」研修会となった。
お店の人たちも、
講義・講演者も、
受講者も、
一体となった。
それは、日本のスーパーマーケットの進む方向の確かなひとつを、
ハローデイとこの研修会が示してくれたからに他ならない。
会社は、試練を潜り抜けねばならない。
経営者も、ビジネスマンも、
人間ならば、試練を経験し、
それを乗り越えねばならない。
それがないと、立派に社会貢献できる存在とはなり得ない。
研修会が終わってから、
加治さんと二人、そんな事を話した。
ハローデイと加治敬通は、
大きな試練の中から今日を築いてきた。
加治さんは、まだまだ「道半ば」だと考えているのだろうが、
確かに試練が加治敬通の「感謝」をつくり、
「感動」をもたらした。
加治さんは、「自分は何のために生きるか」と自問した。
「感動するために生きる」
そう、答えを出した。
感謝し、感動することを、生きがいとする。
それは、大きな試練から始まったのだと、
私は、思う。
こう考えると、
人間は、会社は、
試練を求めなくてはいけない。
二つの道が、
自分の前に分かれているとする。
平坦な道と棘の道。
その時、あなたは、
どちらを選ぶか。
迷わず、棘の道を選ぶべきだ。
今、不況の真っただ中。
棘の道が続いている。
これは、試練の道だ。
ありがたい。
わざわざ試練を探さなくとも、
試練の方からやって来てくれた。
それが、自分を成長させる。
ありがたい。
そう思ってほしい。
ハローデイの研修会から、
私は、こんなことを学んだ。
ありがたい。
<結城義晴>
[ハローデイ・スタディは、来週、連続でお届けする予定]