上田惇生先生の講義「ドラッカーの真髄」、
それに荒井伸也先生の「スーパーマーケット原論2」、
矢作敏行先生の「小売イノベーション2」。
凄い講義目白押しだった3日の興奮もさめやらぬままに、
4日から実務論に入る。
講義の前の、なごんだ風景。
朝9時から浅香健一先生の「立地と出店戦略」。
1.業態と立地
2.立地選定のポイント
3.出店における失敗の要因
4.売上高予測モデル
浅香先生はハフモデルを使う。
そして最後に、既存店売上高予測に関して。
基本的な課題を分かりやすく解説。
第2時限、第3時限は田村洋三先生。
「店づくりの理論と技術」
1.行動科学からみる動線計画
2.人間工学からみる陳列技術
3.商圏と店舗フォーマット
4.NSCの機能と配置
5.売り場レイアウトの基本と応用
6.バックルームづくりの基本と応用
午後は、
7.店づくりの段取りとその変化
8.店舗デザイン
9。設計デザイン
10.エコストア開発
などへ進んだが、2時限でも、時間は足りない。
田村先生の最近の関心事「エコストア論」は、
十分に、語ることができなかった。
田村先生の講義をはさんで、食事の後、ランチョン・スピーチ。
「結城義晴の文章法・訓練法」
この項目の中に、
ピーター・ドラッカー方式の論文執筆法がある。
それだけご披露。
①テーマに関連するメモをつくる。
②メモをまとめて、レジュメにする。
③レジュメを見ながら話し、テープに吹き込む。
④テープ戻しをして、タイプ(ワープロ)に打ち込む。
⑤文章を入れ替え、手直しして、完成させる。
⑥「これが結局、一番速い」。
私の持論とぴたり符合する。
さて最後の講義は、私。
「チェーンストアの経営概論」
立教大学大学院のビジネスデザイン研究科では、
前期に24時限を使って講義する内容。
それを90分に切り詰めて、
一気に講義。
ゴドフリー・レブハーの『チェーンストア』から始まって、
日本のチェーンストア経営理論までで終了。
私の講義は、来月に続きます。
悪しからず。
さて今日の最後は、毎週金曜日の「林廣美のこの一品」
金曜日に林先生から惣菜の一品をご提案いただき、
週末にお客さまにご提案しようという企画。
12月最初の週末は、
かぼちゃ旨煮
「冬に風邪をひかぬよう、冬至の前からご用心」
12月21日が冬至。
冬至には、カボチャを食す。
なぜか。
冬至には「ん」のつくものを食べる。
すると「運」が呼びこめる。
こういわれて、冬至には「ん」のつくものが食べられる。
ニンジン、ダイコン、ぎんなん、キンカン、レンコン。
「運盛り」というそうです。
そしてカボチャ。
別名、南瓜(なんきん)。
カボチャはビタミンAやカロチンが豊富。
冬の万病の元・風邪の予防に効果的。
カボチャの旬は本来、夏。
しかしカボチャは長期保存が効く。
だから、冬至にピタリ。
カボチャに砂糖をまぶして、
耐熱性のあるポリ袋などに入れ、平らに並べる。
袋ごと蒸し器かスチコンで15分加熱する。
すると色鮮やかで、おいしい「かぼちゃ旨煮」 が出来上がる。
どうぞどうぞ。
売りましょう。
21日の冬至まで、ずっと。
良い週末を。
<結城義晴>