Everybody! Good Monday!
今日は、新聞の朝刊が休み。
しかし[結城義晴の毎日更新宣言]は休みません。
企業活動は、大変です。
新聞社ですら、労働者を雇用すれば、
労働三法を遵守し、
労働協約と就業規則を厳守しつつ、
会社の経営と運営を継続しなければならない。
一方、個人の結城義晴は、
個人の責任において、
24時間態勢で
仕事することができる。
もちろん、経営者は誰も、
24時間態勢で経営に当たらねばなりません。
サラリーマン経営者でも、法律上、それは構わないし、
それが要求される。
しかし従業員を雇用すると、
「新聞休刊日」のような現象も起こってくる。
経営とは、難しいものです。
だからリストラと称して、
雇用者を一方的に解雇することは、
経営者の責任放棄となる。
MKタクシーが、
タクシードライバーの1万人採用を発表した。
思い切った政策。
「世間に逆行せよ」を実行したことになる。
しかしこれは「雇用者の責任」の増大を意味する。
すなわち経営とは、大きな責任を背負い込むこと。
そんなことを考える12月15日・月曜日、
あと半月で今年が終わる。
日経新聞のボーナス情報最終報告が12日に発表された。
平均税込み支給額は82万1747円で、
これは前年比マイナス0.8%。
意外にも落ち込みは少ないように見える。
6年ぶりの減少。
しかし、内容をみると、もっと深刻。
ボーナスを冬の交渉で決めている企業は全体の4割だが、
その企業は平均で3.67%減。
春夏の労使交渉で冬の支給額を決めている企業は6割。
こちらはこんなに景気が落ち込む前の交渉だったので、
楽観的なボーナス支給額で、ほぼ横ばいだが、
春夏と冬で9万2424円の差。
しかし、企業がその体力を超えてボーナスを出し過ぎると、
来年の決算は悪くなる。
それが社内の空気をつくる。
今度は雇用不安まで広がる。
そんな悪循環が、渦巻いている。
これは「節約モード」を超えた「不況モード」。
お客様が店にやってきてくださる。
そのほとんどは、こう考えている。
「お店には来たくなかった」
「できるだけお金を使いたくない」
しかし、生活するために、どうしても、
買い物しなければならない。
こんなお客様が多いし、
生活に困窮していないお客様でも、
こんな心理になっている。
そのお客様と一体になる。
こんな状況の中で、
わざわざわがお店にやってきてくださるお客様と、
気持ちを一体化する。
だから12月商戦、今週は、辛抱の極致。
「節約、倹約。もったいない」
セツヤク、せつやく。
ケンヤク、けんやく。
モッタイナイ、Mottainai。
そして、「右、左、上、下。
どっちを向いても感謝」商人舎12月の標語。
「節約、倹約。もったいない」と、
「どっちを向いても感謝」。
こんな気分で仕事できること、
その仕事が自分にあること、
その仕事を認めてくださるお客様がいらっしゃること。
幸せをかみしめつつ、
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>