2007年の国民1人当たりGDP。
日本は19位。
1位は、ルクセンブルク、
2位、ノルウェー、
3位、アイスランド、
4位、アイルランド、
5位、スイス。
2007年だから、この結果。
2008年は、金融危機のために、がらりと様相が変わる。
日本の19位は、G7といわれる先進7カ国で最下位。
しかし、国家単位ではアメリカに次いで第2位。
4兆3850億ドルで、世界の8.1%を占める。
だが、2008年はこの円高だから、順位を上げることは確実。
二つのことが、いえる。
①日本のGDPランクは国民には、あまり意味はない。
一人ひとりの暮らしこそ大切。。
②しかしGDPランキングは小国が上位に並ぶ。
大国化を目指さない国家経営が、いいのかもしれない。
一方、アメリカのクリスマス商戦は、
史上まれに見る惨状。
メイシーズ百貨店は、
20日から24日まで、
24時間営業でクリスマス商戦に立ち向かった。
しかし、消費沈滞に火をつけることはできなかった模様。
日本では、日本マクドナルドが12月23日、
1日1店当たり店舗売上高1002万円の最高記録を出した。
大阪の御堂筋周防町店。
来店客数は約1万5000人。
しかもこれを単一メニューで達成。
「クォーターパウンダー」セット。
【商人舎ホームページと強力提携の「流通ニュース」をご覧いただきたい】
この時期、「失敗を恐れない」店は、成功する。
23日の天皇誕生日に、
マクドナルドは「失敗を恐れなかった」
しかし、ウィークデーは「節約、倹約。もったいない」
コモディティとベーシックは「節約、倹約。もったいない」
「ヒット&アウェイ作戦」
小さく打っては足を使って逃げる。
この繰り返し。
今日から、年末際の商戦。
クリスマスの洋風売り場から、
和風に劇激変の模様替え。
これを、「主義」というくらいに徹底する。
私の主義。
わが家の主義。
わが店の主義。
わが社の主義。
自分の主義は曲げない。
どんなことがあっても。
それに共感してくれる顧客だけが、
わが店にやってきてくれる。
自分のお客様との強いきずなをつくる。
それが今年の年末商戦です。
さて、惣菜マーチャンダイジングの日本第一人者にして、
「食」の超専門家・林廣美先生。
「不況になると、低価格のタンパク源がよく売れる」
この経験と観察。
昨日の日本フードサービス協会発表の外食産業の11月実績。
前年同月比は、3.9%の増加。
ガソリンが値下がりし、低価格タンパクのメニューが伸びた。
ハンバーガーやハンバーグレストラン。
小売業では、スーパーマーケットとコンビニが前年をクリア。
コンビニはタスポ効果が続く。
スーパーマーケットは、
コモディティとベーシックにしっかり低価格対応した店は良かった。
「節約、倹約。もったいない」の顧客のマインドに、
同期できた企業は良かった。
それに鈍感な企業は、落ち込んだ。
さて、恒例の、
林廣美の「金曜日のこの一品」
年末年始を通して、売り続けるのは、
やはりこれ。
煮しめ おせち重
898円~1000円
煮しめ、旨煮で売上げアップ。
重箱トレーにたっぷり詰める。
いつもの煮しめを重箱トレーに詰めて、
本気で売り込め!
なお、この年末から、
この結城義晴のブログ[毎日更新宣言]と商人舎ホームページ、
「蛻変」のためのプレオープン。
本格移転リニューアルは、2009年の1月8日の予定。
ご期待下さい。
昨年9月9日9時9分にリニューアルし、
その後、商人舎ホームページとして2月1日に第2のリニューアル。
三度目の正直でのリニューアル。
これを「商人舎ホームページの蛻変」と呼びましょう。
大いにご期待下さい。
<結城義晴>