師走12月27日です。
商人舎は、一足お先に、
昨日を仕事納めとしました。
悪しからず。
しかし、この2008年最後の週末、
そして歳末際の3日間は、
私たちにとって、
まず観察の日々。
お客様を、お店を、商品を。
それをどう、皆さんのお役に立てるか。
考えています。
実は、もうひとつ。
オフィスは店じまいしましたが、
私にとって、いまや、職住接近。
だから年末も年始もない。
新しいホームページと、
抱え続けている単行本執筆に、
この年末年始は当てられるのです。
振り返ってみると、
忙しい日々でした。
2008年が明けたら、
2月1日、㈱商人舎設立。
3月には、緑内障で10日間の入院と、
二度の手術。
「結城義晴の燃える闘病日記」
アントニオ猪木を気取った。
入院・手術の合間にも、
4月までに、単行本執筆。
『お客様のためにいちばん大切なこと』
そして4月17日、商人舎発足の会。
お陰様で、多くの方々に励ましていただきました。
4時間の講演もこなしました。
「商業の現代化が21世紀の日本を救う」
5月は日本セルフ・サービス協会のアメリカ視察セミナー。
FMIを訪問し、コーネル大学との提携話し合い。
エドワード・マクラフリン教授、
ウィリアム・ドレイク教授と、
意気投合。
そして6月6日、日本セルフ・サービス協会50周年記念式典。
この式典にジーン・ジャーマン名誉教授来日。
コーネル大学RMPジャパンが設立され、
私は副学長に就任。
6月には渥美俊一先生と商人舎のコラボセミナー開催。
「ビッグストアづくりのすべて」
7月4日米国独立記念日、商人舎第1回USA視察研修会。
8月は夏休みもそこそこに、
大阪浄真寺で「大阪寺子屋塾」4人のビッグセミナー。
9月は、商業界九州ゼミナール。
10月は、コーネル大学ジャパン開校セミナー、
AJS米国東海岸視察セミナー、
商人舎第2回USA研修会と立て続け。
11月、コーネル大学第2回公開セミナー。
そして12月は4日間の大阪出張。
この間、講演は50回に迫り、
大学院やマネジメントスクールでの講義も50回を超えた。
雑誌原稿、ウェブサイト原稿の執筆に追われ、
レジュメ・テキストづくりを追いかけ、
あっという間に12月。
そして右、左、上、下、
どっちを向いても感謝(水口健次)。
今年の最初に立てたスローガン。
「志定まれば、気盛んなり」
この通りになった。
やはり、この言葉にも、心から感謝。
そこで、谷川俊太郎さんにご登場願おう。
いちねん
いちがつ いらいら
にがつは にくい
さんがつ さびしい
しがつ しらけて
ごがつ ごりおし
ろくがつ ろくろく
しちがつ しかられ
はちがつ はったり
くがつ くるって
じゅうがつ じがでて
じゅういちがつには じれじれじれて
じゅうにがつ じきにしんねんおめでとう
(谷川俊太郎『わらべうた』集英社文庫より)
じきにしんねんおめでとう。
もう一息、頑張ろう。
新年のことを、考えつつ。
今、やれることだけ、やる。
<結城義晴>