Everybody! Good Monday!
朝、Good Morningと声をかけ、
昼には、Good Afternoonと挨拶し、
夕方、Good Eveningとスピーチし、
夜、Good Nightとささやく。
ならば1週間の最初に日に、
Good Mondayと、始めるのもいいのではないか。
そんな発想から、毎週月曜日のこのブログでは、
Good Mondayで、
スタートする。
このスタート方式も、
今日で62回目となります。
そのGood Mondayの2008年最後の日。
今日、29日から30日、31日と三日間で、
2008年が終了。
感慨深いものがあります。
三日間に対する感慨。
ありませんか?
野球やゴルフの、最後の回や最後のホール。
コンサートのラストソング。
講演の結びの言葉。
今日からの三日間がそれです。
勝っても負けても、三日間。
心をこめて、最後の三日間。
試合に勝っていても、
ゲームに負けていても。
最後の回は、最後のホールは、
自ら楽しむこと。
そして感謝すること。
私はずっと、この心構えで、やってきました。
そして、自分ではここまで、
自分なりに小さな幸せを、
手にすることができたと思っています。
欲張ってはいけない。
焦ってもいけない。
淡々と、
楽しむ。
心から、
感謝する。
それが次につながる。
さてアメリカでは今、こう言われています。
「サンタは街に来なかった」
米国クレジットカードのマスターカードの発表。
11月と12月の小売り売上高は、
前年同期比マイナス5.5~8%。
「過去数十年で最も厳しい水準」
特に宝石などの高級品はマイナス34%、
衣料品はマイナス20%、
家電製品はマイナス26%。
店舗小売業に比べて好調だったのは、
米国でもインターネット・ショッピング。
アマゾン・ドット・コムの発表。
「2008年のクリスマス商戦は過去最高の売上げだった」
ただし、こちらも11月~12月の総売上高は、
前年対比でマイナス1%。
トータルの消費者の購買意欲は、減退している。
日本でも、楽天やヤフーの仮想店舗の売上高は好調です。
もちろん、ネット・ショップは多産多死。
投資コストが安いから、
店は開店しては、閉店している。
激しい改廃、
厳しい競争。
その中で生き残ったネット・ショップだけが、
好調を享受している。
もちろん、アマゾンや楽天、ヤフーなど、
[クリティカル・マス]を達成したサイトだけが、
利益を上げる。
[胴元]だからです。
その意味では、
商売は[胴元]にならなければいけない。
一つの地域の胴元、
一つの商勢圏の胴元。
そして、さまざまな市場で、
胴元が決まるのが、
2010年が終了したとき。
私の予想。
クリティカル・マスは、
マーケットがシュリンクしている最中に、
達成されやすい。
これ、私の持論。
ユニクロの絶好調現象は、
衣料品市場が縮んでいる中で、
起こっているのです。
もちろんファースト・リテイリングの、
抜群の「商売人スピリット」もあるけれど。
欲張ってはいけない。
焦ってもいけない。
淡々と、
楽しむ。
心から、
感謝する。
それが次につながる。
それが2010年につながる。
さあ、最後の三日間。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>