バラク・オバマ第44代アメリカ国大統領。
今日、誕生する。
白人優先社会といってよかったアメリカに、
黒人の血を引く大統領が登場。
歴史的な日である。
私たちは、この日を同時体験したこと、
覚えておかねばならない。
オバマは、東部を列車で縦断。
リンカーンの故事に倣った。
米国でいまだに人気のある大統領は、
リンカーン、ワシントン、ルーズベルトだという。
オバマ演説は、毎日のようにキーワードを生む。
17日、首都ワシントンでは、米国の歴史を振り返りながら、
「ともにこの国を再生しよう」の呼びかけに、
人々は「イエス・ウイ・キャン」を繰り返した。
ウィルミントンでは、
「私たちは一日も休まず仕事をする。
来月の交通費を心配する親や、
汽笛を聞きながらより良い生活を夢見る子どもたちのために」
18日、米国歌誕生の地ボルティモアでは、
「いま必要なのは、イデオロギーや偏見からの新たな独立宣言だ。
米国の革命は今も続いている」
18日、リンカーン記念館前で開かれた就任記念コンサートでは、
「変革を求める数百万の声を阻むものは何もない」
オバマ新大統領の演説を聞いていると、
「そうだ、やれるんだ!」と、
思えてくる。
実は、いま、日本にも、世界にも、
必要なのは、この感じだ。
「やれる」という予感、感触。
一方、コンビニが百貨店を抜いたというニュース。
朝日新聞は一面トップにもってきた。 (さらに…)