今日は節分。
「節分」の「節」は季節の「節」、「分」は「分ける」。
すなわち、季節を分ける日。
何の?
冬と春の。
だから、明日は「立春」。
立春の前日を「節分」と通称するが、
春と夏、夏と秋、秋と冬を分ける日も、
「節分」と呼ぶ。
しかし、誰にとっても、春がいちばん待ち遠しい。
だから春をむかえる「節分」が、
「節分」の代名詞のようになった。
暦の上では、明日から「春」。
私は、声高に、「春が来たよ」と、
言ったらいいと思う。
「春」には「希望」がこめられているからだ。
主要百貨店1月の売上高は軒並み10%前後の落ち込み。
今日のこのホームページ巻頭テロップ「流通ニュース」。
前年同月比、大丸は8.4%減、松坂屋が12.2%減。
高島屋は10.1%減。
三越は11.3%減、伊勢丹は9.1%減。
考えてみると、年末に、
あおりにあおって売上げをつくり、
年始にバーゲンセールを展開しても、
現在の消費者は動かない。
一方、出版業界も不振を極める。
出版科学研究所が2008年の出版物の推定販売金額を発表。
全体で。前年比3.2%減、
雑誌は同4.5%減と過去最大の落ち込み。
書籍は同1.6%減。
雑誌の前年割れは11年連続。雑誌休刊点数は186点。
アメリカの新聞も、相次いで赤字転落。
活字マスコミの凋落はひどい。
社会は大変革している。
マスコミのほうが、実はそのことを、
実感として感じていない節がある。
「節」の「分け目」の日に、そう思う。
さて、昨日から、
コーネル大学RMPジャパンの第5回講義。
今回は、マーチャンダイジング編。
ところは、東京、法政大学。 (さらに…)