今日は、建国記念の日。
日本国が誕生した記念日、と私は理解している。
神話の世界に、国の誕生の日を求めるのも、
いいだろうと、認めて。
戦前は、紀元節といった。
『日本書紀』が神武天皇が即位した日と伝える。
それに基づいて、紀元の始まりを祝う祝日として、
明治5年に制定されたという。
戦後、この紀元節は廃止され、
昭和41年「建国記念の日」として祝日になった。
アメリカでは、インディペンデンス・デー7月4日。
フランスは、パリ祭7月14日。
どちらも独立記念日や革命記念日で、
神話ではない。
リアリティがある。
しかし日本は、神話でよいのだと、私は思う。
そんなことを、考える日にすることができれば。
その建国記念の祭日に、
東京お台場のビッグサイトで、
第43回2009スーパーマーケット・トレードショーが開幕。
関東地区のみなさん、
東日本のみなさん、
いまからでも、間に合います。
来訪の計画を持つ全国のみなさん、気をつけて、
おいでください。
私は、3日間、有明ワシントンホテルに宿泊しつつ、
全国から訪れてくださるスーパーマーケットと食品産業の皆さんと、
心からの交流を図ります。
最終日、13日の金曜日には、午後2時から東6ホールで、
ほんとうにお目出度いことに、セミナー講師を務めます。
「店長が変わると数字がこんなに変わるのはなぜだろう?」
これがテーマ。
実に素朴で、深遠な課題を明らかにしてくれるのは、
ヨークベニマルのカリスマ店長だった加藤津代志さんと、
ヤオコーで、数多の優秀店長を育成した顧問の大塚明さん。
私が、コーディネートして、
コーネル大学の店長マネジメント理論もご紹介します。
3人ともが、コーネル大学RMPジャパン講師だから。
従ってコーネル大学RMPジャパン関係者は、
必修科目です。
必ず、参加しなければなりませんよ!
よろしく。
さて昨日は、正午に、商人舎オフィスを、
「名人会」の皆さんが全員集合でご訪問くださった。
「名人会」20周年。
それに商人舎設立1周年、
アイダスグループ創立25周年。
小森勝さん、退院記念。
リテイルマーケティング研究所創設35周年くらい。
名人会4人全員のお祝い。
ほんとうに「お目出度い」ということで。
写真左から、浅香健一先生。
立地調査の名人。
コーネル大学RMPジャパン講師でもある。
小森勝先生。
コンビニエンスストア経営と、
そのマーケティング&マーチャンダイジング解明の名人。
いちばん右は、鈴木國朗先生。
スーパーマーケットの売場づくりと商品づくり、
プロモーション戦略とフードマーチャンダイジングの名人。
皆、名人。
だから名人会。
いまから、ちょうど20年前。
1989年、私が『食品商業』編集長に就任した時に、
名人会は発足。
常に、互いに、研鑽を極め、切磋琢磨し、
20年間も、仲よく、学んできた。
ほんとうに珍しい仲間。
お祝いに、野田岩で、
鰻の白焼きとうな重。
20年間、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
さあ、頑張ります。
ビッグサイトにずっといますので、
私の著書には、筆ペンでサインし、落款を押します。
そして固い握手。
別に立候補するつもりはありません。
同志としての邂逅、
あるいは再会の握手なのです。
<結城義晴>