麻生太郎内閣、どんどん危なくなってきた。
小泉純一郎元首相が過激な発言。
ロシアから愛(?)をこめて。
「小泉劇場」再現を目論んでいるのか。
それとも自尊心を傷つけられたからなのか。
世界は、次の手を打っているのに、
日本は与党の自民党が、内紛の様相。
いま、一番避けなければいけないことは、
「迷走」。
日本国も企業も、
店舗も人間も。
しかし日本はその迷走の真っただ中。
さて、昨日は、金沢と小松の店舗クリニック。
今日はその前編。
マルエー元菊店と藤江北店。
藤江北店を中心に円を描くと、
その周辺2キロには、この5年間に新店舗が8店も進出してきた。
まさに激戦区。
その中で、マルエーはいい状態の店を展開している。
まず、雪の中を、朝10時にマルエー元菊店を訪問。平成16年オープン。
売場面積420坪、ワンフロアのフリースタンディング。
平和堂のアルプラザ金沢が、もっとも厳しい競争相手。
さらにマックスバリュ駅西店が平成17年に進出してきた。
床は、木目調で、落ち着いた感じ。
青果が、この店の一つの核部門。
鮮魚部門は、鮮度がいい。
地域でも一番の鮮度は、この店の売り物。
グロサリーは、収益部門。
そしてこの店の強みでもある。
ひな祭りのアイランド。
全店で、全面展開。
㈱マルエー常務取締役企画室長の山本一郎さんと、
元菊店店長の野本博永さん。
「平日は、客数2500人、日曜祭日は3400人」
客数こそ、重点指標。
マルエーの印象は、
固定客をしっかりつかんでいる店。
次に、激戦区の真ん中に位置するマルエー藤江北店へ。
この店が、このエリアでいちばん先に出されていた。
かつてのドル箱店。
現在も、十分に売り上げをつくってはいるが、
激戦区だけに、売上げは目減りしてきた。
売場面積450坪で、2年前に、対抗のためにリニューアルした。
その成果が出ている。
入口の青果部門は顧客を出迎える態勢に入っている。
この店も鮮魚部門は、地域一番の鮮度感を出している。
店舗中央を走る冷凍オープンケースのエンドで、
「春の新製品」の打ち出しがなされていた。
この店でも、ひな祭り向けアイランド売り場は充実している。
ひな祭りのひな壇陳列。
惣菜もこの店の核部門。
とりわけ、毎週水曜日には、「コロッケ50円バイキング」販売を展開する。
通常1500個から1800個くらい売れる。
「今日の目標は2000個」
藤江北店店長の嶋村進さん。
そのコロッケ売場の前で写真。
一日の客数に匹敵するくらいのアイテムを持てば、強い。
藤江北店は、激戦地の真っただ中にある。
しかし、その店が一番、元気を出している。
人間もそうだが、店にも、
「試練」が大切だ。
試練を受けた店が、成長を果たす。
ただし、その試練の時に、
「迷走」していてはいけない。
人間も店も、
企業も国家も。
(明日に続く、結城義晴)