昨4月1日、正式に辞令が発令されました。
私、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任教授に就任しました。
よろしくお願いします。
私の肩書は、㈱商人舎代表取締役社長、
コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン副学長、
そして立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授、
こんな具合になります。
さて、日銀発表の個人消費、大企業景況感、
経済産業省発表の中小企業景況感。
三つの調査が三つとも、最悪の数値を出してきた。
この4月に入ったというのに、
小売業・サービス業ともに、
この不況感を背景に置いた仕事をしなければなりません。
その時に必要な考え方。
今月の商人舎標語。
「差異が価値を生む」
小さな店だからといって、
中小企業だからといって、
地方企業だからといって、
「差異」が生みにくいかといえば、
そうではありません。
むしろ「差異」は生みやすい。
マーケットが小さい場合、
レッドオーシャンに陥りやすいことは確かです。
しかし、差異による価値は、むしろ生み出しやすい。
そう考えてほしいと思います。
昨日から、コーネル大学RMPジャパン4月の講義。
今回は、千葉県松戸市商工会議所別館会議室。
今回は「オペレーション・システム編」
最初の講義は、首席講師の荒井伸也先生。
「ストアマネジメントシステム」
1.いつも適切なトマトを売るために
2.スーパーマーケットの構造
3.店長の役割
4.部門チーフの役割
5.部門間の応援
6.レイバースケジューリングプログラム
7.前提としての生鮮食品加工作業の仕組み
素晴らしい講義。
荒井先生は、こんな講義や講演は、通常、しない。
極めて珍しい内容。
だから良かった。
詳細は、コーネル・ジャパンのホームページを。
第二講義は、高野保夫先生。
元荒井先生の部下。
サミット㈱でレイバースケジューリングシステムを開発した人。
現在、タクト企画というコンサルティング会社長で、
全国を走り回っている。
超売れっ子コンサルタント。
高野先生には、2単元、たっぷりお話しただいいたが、
全然足りないくらい。
「作業システムの概要」
これも詳細はコーネル・ジャパンホームページを。
その後、全員そろって、
サミット松戸新田店の夕方のオペレーション実習。
これも詳細は、コーネル・ジャパンへ。
その後私は、池袋・立教大学へ。
ビジネスデザイン科の入学式とその後の懇親会へ。
90人の新入学生。
これから2年間よろしく。
2年後には、みんな、晴れて大学院修士です。
<結城義晴>