Everybody! Good Monday!
2009年4月第2週。
新入社員も入ってきて、
研修を授けたり、受けたりする時期。
だから授ける側、受ける側、
両者にリーダーシップについての言葉を贈ろう。
まず、ピーター・ドラッカー先生から。
<上田惇生訳『ドラッカー365の金言』より>
「組織のリーダーを選ぶには何を見なければならないか。
第一に、何をしてきたか、何が強みかを見る。
第二に、組織が置かれている状況を見る。
第三に、真摯さを見る。
強力なリーダーとは模範となるべき者である。
組織内の人たち、特に若い人たちが真似をする」
「重要なことは、わが子をその人の下で働かせたいと思うかである」
原文では「わが子たちの一人を」とあるが、
どちらにしても厳しい言葉。
さて私が、そうであったか。
そして私の上司たちは、これまで、
私の子をその下で働かせたいと思った人たちだったか。
あなたは、どうか。
あなたの上司たちは、これまで、
あなたの子をその下で働かせたい人たちだったか。
横浜・妙蓮寺の門前に掲げられる今月の言葉。
もう一人。
ニコロ・マキアヴェッリ。
<以下、『マキアヴェッリ語録』(塩野七生著)より>
「君主にとって、厳重のうえにも厳重に、
警戒しなければならないことは、
軽蔑されたり見くびられたりすることである」[『君主論』]
軽蔑されたり見くびられたり。
しかし背伸びし過ぎて、それが見透かされても、
軽蔑や見くびりは増幅される。
「軍隊の指揮官でさえ、
話す能力に長じたものが、
良い指揮官になれる」[『戦略論』]
話す能力は今日の組織の中では、
取り分けて大切。
「指導者をもたない群衆は、
無価値も同然の存在である」[『政略論』]
適切な指導者が存在しない組織は、存続が難しい。
国家も企業も。
厳しい言葉の中に、真理がある。
さて、商人舎ホームページ巻頭テロップ「流通ニュース」より。
「けっぱれ!青森~みんなで食べて、
青森りんごを応援しよう!~」
4月4日、ぞろ目の土曜日、
静岡県のスーパーマーケット4社が、
青森リンゴの合同販売企画を実施。
静鉄ストア、遠鉄ストア、
CFSコーポレーション、マックスバリュ東海。
青森県産の「王林」約58トンを、中サイズ3個100円で販売。
青森県の生産者を手助けするため。
実に良い企画で、私も大賛成。
こんな農と商の協力態勢。
全国的にどんどん進めてほしい。
静岡県のスーパーマーケットに拍手、拍手。
社会貢献は共同で、顧客満足競争は店頭で。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>