小苅米淳一さんが、藍綬褒章を受賞される。
岩手県盛岡市に本部を置くスーパーマーケット㈱ジョイス会長。
社団法人日本セルフ・サービス協会副会長。
商人舎発足の会発起人のお一人でもある。
もちろん商人舎ファミリー。
小苅米さんは、私の健康のこと、思想のこと、
ことのほか熱心にアドバイスをくださる。
だからこそ、この受賞は、
わがことのように嬉しい。
それが私の実感。
その小苅米さんが、岩手大学で講義される。
その講義の中に出てくる話。
東北大学名誉教授の田中英道先生が書かれたもの。
「世界で最も良い影響を与えている国はどこですか?」
アメリカのある大学とイギリスBBCワールドサービスとの共同世論調査。
世界33カ国の人々が参加し、何と31カ国の人が判断した。
「日本が好影響を与えている」。
この調査では、2005年から3年連続で、日本が第一位。
小苅米さんは、岩手大学の講義でも、社内でも、
このことを強調する。
「私たちは、もっと、日本を誇りにしなければいけない」
私も、そう思う。
そして誇りにしつつ、
真剣に生きていかねばならない。
さて昨日は、午後から、続々と商人舎オフィスへの、ご訪問者あり。
皆さん、さまざまなご報告と、「ロヂャース28号」の試乗。
全員で、そのロヂャース28号の前で写真。
「しゃしん忘るべからず」
ご存知、横浜市西区北幸の隣組、㈱成城石井社長の大久保恒夫さん(右)。
東京自由が丘から、㈱ケノス社長の小林清泰さん(左から二番目)。
横浜市港北区新吉田から㈱ローヤルよつやのお二人。
専務の大久保直樹さん(右から二番目)と新吉田店店長の早野倖弘さん。
ローヤルよつやのお二人は、実は大久保さんのファン。
皆さんに向かって、ロヂャース28号の解説をする結城義晴。
全部、北辰商事㈱副社長・大田順康さんの受け売り。
太田さんは、このプライベートブランド自転車の生みの親。
24段変速、ロードレーサー仕様の極細タイヤ、ディスクブレーキ。
そして何より、「トレードオフ」のエコ・バイシクルであること。
さっそく試乗会。
大久保さんの、うれしそうな顔。
成城石井は、インフルAに対して、
既に20万枚のマスクを用意している。
1000人の社員が1日に二つ使うとして、100日分。
「万一、緊急事態になったら、マスクと手洗いは必須。
私の指示で、マスクはすぐに購買しました」
成城石井は、全社員・全パートタイマーさんには、
昨年11月、インフルエンザ注射を会社の費用で受けてもらっている。
「一人出たら、全店が休業しなければなりませんからね」
これも、リスクマネジメント。
大久保恒夫の経営への考え方は、徹底している。
一方、小林先生も、颯爽と風を切った。
男のこだわりの雑誌、月刊『pen』4月1日号。
阪急コミュニケーションズ発刊。
この雑誌に、小林先生が載った。
環境省が昨秋、「省エネ照明デザインモデル事業」を募集。
その優秀店舗12社のひとつに採択されたのがセーブオン。
小林先生は、店舗照明デザインを担当した。
2月末にオープンした本庄蛭川店は、店内の全光源に、
発光ダイオード(LED――Light Emitting Diode) を採用。
既存店舗の約4割減の省エネ率。
この12社12店舗には、小売業・サービス業が含まれている。
イトーヨーカドー武蔵小金井店、
ダイエー・グルメシティ博多祇園店、
マクドナルド港北ニュータウン中川店、
サブウェイ赤坂見附店、
くつ炉ぎ うま酒 かこいや霞が関ビル店、
TSUTAYA水口店などなど。
5月最初の日。
横浜は、さわやかだった。
その横浜の商人舎に集まってくださった人々。
商人舎ファミリー。
もともとエコロジーの自転車「ロヂャース28号」から、
インフルエンザA型への対策、
そしてエコ・コンビニの話題へと、
連鎖した。
良い話の連鎖は、歓迎したい。。
インフル連鎖は、御免こうむりたい。
さあ、5月が始まった。
今日は一日、東京・池袋の立教大学キャンパス。
<結城義晴>