きのう、おそうしきがありました。
イマワノ・キヨシローさんに、
みんなが、おわかれしました。
ユウキヨシハルのおとうさんも、
さみしそうでした。
そして、ふるいレコードのアルバムを、
だしてきました。
赤い「RC」
「キミかわいいね」
「ボクの自転車のうしろに乗りなよ」
「ぼくの好きな先生」
「イエスタデイをうたって」
「メッセージ」
こんな歌がはいってる。
「ハードフォーク」
これがタイトル。
もういちまい、ふるいアルバム。
「EPLP]
こちらには、
「雨上がりの夜空に」
「トランジスタ・ラジオ」
「よごれた顔でこんにちは」
「上を向いて歩こう」
有名な唄が、たくさんはいってる。
「よごれた顔で こんにちは ♪
きみ、元気かい?」
「君の知らない メロディー ♪
聞いたことのない ヒット曲 ♪」
おとうさんは、10代から、
イマワノ・キヨシローが、
とても気になるソンザイだったそうです。
キヨシローさんは1951年4月2日、うまれ。
ヨシハルさんは、1952年9月2日、うまれ。
おとうさんも、10代から、
ギターをひいて、
唄をつくって、
うたっていた。
だから、ひさしぶりに、
ギターをだしてきた。
さんぽん、ある。
オベーションの1111-1。
シゴトしはじめた2年目。
サンフランシスコに出張したとき、
シャーマンクレイというガッキ屋さんで、
買ってきた。
ギブソンJ100。
これは、オールド・モデルというらしい。
もう、つくられていない、めずらしいギター。
とにかく、おおきな音がする。
それがいい。
これは、ギブソン・レスポール・モデル。
ソリッド・ギター。
4年くらいまえに、
あたらしく、家にやってきた。
ギターをだして、
ひいてみると、
おとうさんは、
キヨシローさんをおもいだす。
みているだけで、
おとうさん、
自分のわかいころのこと、
おもいだす。
そして、なんだか、すこし、
やる気になったみたいです。
オンガクも。
それがキヨシローさんが、
ヨシハルさんに、
のこしたもの。
「ぼくたちの歌を聞きに来てください ♪
ぼくたちはいつも いっしょうけんめい
歌っています ♪」
(『メッセージ』忌野清志郎作詞)
イマワノ・キヨシローさん。
58さいでした。
ふたたび、
ごめいふくを、
おいのしります。
<『ジジの気分』(未刊)より>
[追伸]
今日は、母の日です。
保土ヶ谷にすんでいる母さん、
ありがとうございました。
ボク、元気です。