民主党代表選挙、今日5月16日告示、投開票。
鳩山由紀夫幹事長のリードが、報道されている。
しかし岡田克也副代表も追い上げているとか。
岡田さん、少し痩せて、しかも若返った。
ストレスも今のところ、少ないのだろう。
当然ながら、小沢一郎さんと比べると。
「もしかしたら…」がある予感もする。
自民党は岡田さんの勝利のほうが、嫌だろう。
一方、日本の三大メガバンク。
みずほと三井住友、大幅赤字の決算発表。
みずほが5888億円、三井住友が3734億円の赤字。
昨日は、東京商工会議所で423社の上場企業決算発表があった。
これは東証上場企業の2割弱となる。
まさに大忙し。
三大メガバンクが落ち込み、
その代り4番手のりそなが利益ナンバー1の銀行になる。
セブン銀行は、過去最高益を出す。
最終利益前期比22%増の169億円。
まさしく「差異が価値を生む」
他行との決定的な違いが、
利益を創出している典型的な2009年のお話。
さて、私も昨日は忙しかった。
朝一番で、東京九段。
昨年末以来のファーストリテイリングを訪問。
柳井正会長兼社長との面談。
柳井さんは、商人舎発足の会発起人のおひとり。
商人舎ファミリー。
今回は、當仲寛哲さんもご一緒。
ユニバーサルシェルプログラミング研究所代表取締役所長にして、
商人舎コンピュータリテラシー研究会座長。
絶好調のユニクロ。
柳井さんも、昨年末よりは、格段に元気だった。
もちろん昨年末も、会社は絶好調だった。
しかし、疲れきっていた。
「来年は、間違いなく業績が下がります」
こう語っていたのに、そんな気配もなく、
好調は継続されている。
「日本では良い品質でないと、
お客さまから信頼されない」
柳井さんは、「品質」を強調した。
それから、
バータルサイハンさんと奥さんのフーランさん。
モンゴルのコングロマリット企業タバンボグド・グループ社長兼CEO。
奥さんは副社長。
銀行・ホテル・旅行社、メーカー、小売業。
手広くビジネスを展開している43歳。
10年間日本で勉強したから、日本語は堪能。
フーランさんも5年間、日本で勉強した。
當仲さんと商業経営問題研究会のメンバーがモンゴルに招かれて、
スーパーマーケット開発のプロジェクトに加わった。
その依頼主が、バータルサイハンさんだった。
私も、この夏、ウランバートルに行くことになりそう。
富士山に登り、モンゴルに渡る。
忙しい夏になりそうだ。
その後、神田の日本セルフ・サービス協会。
コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパンの打ち合わせや、
協会専務理事の三浦正樹さんとの相談など、仕事して、
鈴木由紀夫さんを待った。
訪れた鈴木さん、精悍なイメージに変身。
元㈱商業界経営管理本部ゼネラルマネジャー。
私と同年の元同僚。
互いの現況報告や情報交換。
鈴木さんは、今年から新潟県佐渡に農地を買い、
本拠を移して、本格的に農業に打ち込んでいる。
その写真。
畦づくり。
そして田植え。
「毎日がストレス全くなしの生活で、
ほんとうに充実している」
私も、忙しいことは以前以上だが、
「ストレスレス」。
互いに、喜び合った。
そして最後に、佐渡訪問を約束。
富士山、モンゴル、佐渡。
今夏の行き先がどんどん増える。
心配になってきた。
鈴木さんのあとに神田を訪れてくれたのが、
岡下貴寛さん、週刊「エコノミスト」記者。
岡下さんは、私の元部下。
㈱商業界で『販売革新』『飲食店経営』の編集部に属した。
採用にあたっても、私や鈴木さんが関与した。
今年4月から毎日新聞出版局の『エコノミスト』編集部に配属され、
意気軒昂。
私も、岡下さんに協力することになった。
ご期待ください。
神田を後に、赤坂のホテルニューオータニへ。
日本チェーンストア協会平成21年度総会と懇親会。
記者会見では、新会長となった亀井淳さんが挨拶。
亀井さんはイトーヨーカ堂社長。
右は前会長の林紀夫イズミヤ会長。
左は、井上淳専務理事。
その後、懇親会。
林さんと亀井さんの固い握手。
亀井さんのご挨拶。
4つのポイントを強調。
①内需拡大に向け、協会として全力を挙げること。
②少子高齢社会にお役立ちすること。
③食の安全安心に対して貢献すること。
④環境問題に前向きに取り組むこと。
いい挨拶だった。
来賓は、農林水産省石破茂大臣。
「私の現在の唯一の楽しみは、スーパーへ買い物に行くこと。
しかし黒服のSPに守られて、ショッピングバッグを提げて、
『半額セール』を喜んだりする姿も、あまり見栄えの良いものではない」
などと笑わせて、内需問題、農業問題への取り組み姿勢を熱く語った。
失礼ながら、久しぶりに、農水省トップとして、
私たちは人材を得た。
乾杯の音頭は、森永乳業社長の古川紘一さん。
乳業業界の現状を語るとともに、
製配販の協力による内需拡大を唱えた。
「牛乳で乾杯とはいきませんが、乾杯」
そして懇親。
渥美俊一先生からは私の書いているものに対する温かいアドバイスいただいた。
「結城理論をつくらねばならない」
ありがとうございます。
2020新社主幹の緒方知行さんからも、いつもの言葉。
「今度、ゆっくり話そうよ」
流通ジャーナル社長・加藤英夫さんも、
「ご活躍だねぇ」
皆さん、商人舎発足の会発起人の商人舎ファミリー。
ありがたいことです。
もちろん多くの経営トップにもお会いした。
最後にヨークベニマル社長の大高善興さん。
「平成の倉本長治になってよね」
本当にありがたいお言葉。
身に余る光栄ですが、
身の引き締まる思いです。
その上に「ストレスレス」の結城義晴。
富士山からモンゴル、佐渡を駆け巡る予定。
<結城義晴>