Everybody! Good Monday!
2009年6月8日、第2週の始まり。
6月中旬から梅雨に入る地域が多いといわれながら、
例えば昨年の東京地方は、
6月の雨の日は、5日間。
3日(火曜)、12日(水曜)、
22日(日曜)、26日(水曜)、29日(日曜)だった。
どういうわけか水曜と日曜に雨が降った。
そして7月は、何と雨天の日、ゼロ。
昨年の6月の天気の特徴。
①前線が日本列島南岸に停滞しやすかった。
そこに低気圧が通過した。
それにより、東日本太平洋側から西日本にかけて、
降水量は平年を上回るところが多かった。
特に九州地方や関東甲信地方では降水量が多かった。
②一方、東日本日本海側と北日本で降水量が少なかった。
前線や低気圧の影響が小さかったからだ。
③前線は日本列島の南岸に停滞することが多かったが、
東・西日本では寒気の影響は小さく、
また、北日本では高気圧に覆われて気温が上がるなど、
月平均気温は平年並だった。
④沖縄・奄美では、
中旬以降太平洋高気圧が強まったため、
中旬の終わりに平年より早く梅雨明けとなり、
月平均気温は高温となった。
高気圧の強まりに伴い、
梅雨前線が本州付近まで北上し、
北陸地方と東北地方は平年より遅く梅雨入りとなった。
⑤中旬には梅雨前線の活動が活発となり、
九州地方を中心に大雨となった。
下旬には低気圧や前線の影響で、
東日本太平洋側でも大雨となった。
北日本の一部でも局地的な大雨となった。
月末には、少雨が続いていた東日本日本海側でもまとまった雨が降った。
以上が昨2008年の6月の天気。
昨年のことは忘れてしまいがち。
その忘れてしまった昨年の数字だけが残っていて、
その数字を目標に、しゃにむに頑張る。
しかしその数字の裏には、
確かに昨年の天候の影響があった。
今月の商人舎標語。
「最悪を覚悟して、最善を尽くす」
故中部銀次郎さんの言葉。
中部さんは、こうも言っている。
「次善を求めて、最善を尽くす」
状況や環境が悪いときには、
敢えて「次善」を求める。
次善とは、二番目に善い成果。
「次次善」を求めることもある。
ローソン社長の新浪剛史さんが、
今日の日経新聞「月曜経済観測」で語っている。
「夏のボーナスはかなり減るから、
消費の底になるだろう」
消費が底になる時には、
「次善を求めて最善を尽くす」
いつもいつも、
最善の努力を尽くすことは、変わらない。
しかしいつもいつも、
最善の成果を、期待してはいけない。
敢えて次善を求めて、
その上で最善を尽くす場合もある。
もちろん最悪を覚悟して、
最善を尽くす。
それが、自分を高めていく基本姿勢であると思う。
もちろん中部さんの場合は、
ゴルフで学んだことなのだけれど、
彼はそれを、人生哲学にまで高めた。
大洋漁業の関連会社でサラリーマン生活を全うし、
その上、アマチュアゴルフの最高峰をながらく確保しつつ、
ビジネスマン哲学にまで昇華させた。
天候異変が起こりやすい季節には、
「最悪を覚悟して、
次善を求めて、
最善を尽くす」
この心構えがいる。
泰然自若の自分を作り上げる必要がある。
さあ今日も、「最善を尽くそう」
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
[追伸]
お知らせ①
「日本のプライベートブランドはこうなる!」
7月3日10時から12時、東京・サンケイプラザ。
デイモンワールドワイドのフィリップ・コップ&和田浩二と結城義晴。
お知らせ②
CDオーディオセミナー「知識商人登場。」第9弾発売中。
「一点突破面展開」
サトーカメラ(株)代表取締役専務・佐藤勝人と結城義晴。
お知らせ③
「商人舎・秋のUSA視察研究会」
新型インフルエンザで延期した好評の研修会。
7月のコーネル大学RMPジャパン卒業旅行決行が決定。
10月の商人舎研修会は6月中旬詳細発表。
乞う、ご期待。