今日こそ、「時の記念日」
“Punctuality”という概念に対して、
以って自戒とすべき結城義晴です。
さて昨日は、忙しかった。
朝一番で、横浜市神奈川区の白幡小学校へ。
私は、12年前にこの学校のPTA会長を務めた。
その後も、ジュニアソフトボールチームの監督や代表をやっていて、
現在は、そのチームの顧問。
一方、学校開放委員会の会長を仰せつかっていたが、
これも昨年、お役御免になっていて、
今は、会長の次の仕事で会計監査。
その会計監査に訪れたのです。
きちんとした帳簿で、しっかりした決算ができていました。
校庭では、間近に迫った運動会の練習中。
学校というものは、なぜか、郷愁を誘う。
地方都市などに行って、校庭を見かけると、
つい足を踏み込んで、鉄棒にぶら下がったりします。
その鉄棒の低さに驚いたりします。
白幡小学校にも、いつも、そんなものを感じます。
自分が住んでいる地域とのつながりを、
人間は、大切にしなければいけません。
地域の象徴が、その地域の小学校なのです。
ひとつのコミュニティに、
ひとつのスクール。
これが、社会の基本単位。
だからこそ大切にしなければならないと思う。
白幡小学校を後に、藤中整形外科へ。
慶応大学医学部出身のかかりつけの医者。
私、尿酸値が高いのです。
今は落ち着いていますが。
その後、東京・池袋へ。
立教大学キャンパス。
私の研究室がある3号館は、蔦が青々として、
気分がいい。
入口の蔦には、白い小さな花が咲いている。
立教では、さまざまな事務処理をしなければならない。
通常、土曜日に、フード&ベバレッジ・マーケティングの講義を2時限。
そのあと、「結城ゼミ」と呼ぶ修士論文と調査研究論文の指導をする。
だから、事務処理をする時間はない。
そこで、ちょくちょく大学に顔を出さねばならないのです。
用事を済ませて、日暮里へ。
㈱ダイナムホールディングスの定時取締役会。
その後、ダイナムグループの懇親会。
グループから有志60人ほどが集まって、懇親。
「想い出に残った映画または音楽を、語る」
そんな趣向で楽しく歓談。
私は、三つ。
①「ロミオとジュリエット」
なんといってもオリビア・八ッセーがよかった。
それに尽きる。
②「レッズ」
ロシア革命のルポを書いたジャック・リードの物語。
彼の著書『世界を揺るがした十日間』
(Ten Days that Shook the World)
私のジャーナリストとしての原点。
どんなことを書くにも、
現場にいなければいけない。
Practice comes first!
ジャック・リード役のウォーレン・ビューティも良かったし、
彼の妻ルイーズ・ブライアント役のダイアン・キートンも好きだった。
③「スーパーの女」
ご存知、伊丹十三映画。
みんなで応援したし、
私は映画のプログラムに原稿を書いた。
伊丹さんが亡くなったのは、今でも残念。
映画が業界を後押しすることができる。
それを証明してくれた。
そんな楽しい懇親会も、あっという間に終了。
忙しいけれど、楽しい一日。
そういえば、雑誌『財界』最新号が発刊され、
その座談会に参加した。
村田博文主幹・社長がよくまとめてくださった。
感謝。
<結城義晴>