コーネル大学RMPジャパン卒業旅行。
無事終了し、昨日、デルタ航空で帰国しました。
日本の、東京や横浜の、蒸し暑さ。
ニューヨークも暑いのですが、
こちらの蒸し暑さは、格別のものです。
ニューヨークは、
朝、昼と暑くても、
ドライな暑さ。
その後、夕立があって、
街はすっきりとする。
そんな感じです。
イサカは、ずっと北のほうなので、
ここでの7月は、本当にいい季節です。
さて、現地時間7月27日、月曜日。
ニューヨークの空はカラリと晴れた。
帰国の日、朝9時に部屋のドアのところにボストンバッグを用意して、
集合は10時半と、ゆっくり。
もちろん、ブログは、午前8時くらいまでに書いて、
久しぶりに余裕の朝。
この旅行中、ブログ書きに追われた。
最初は、午後11時から午前3時くらいまでに書いていたが、
だんだん疲れて、深夜の0時くらいから仮眠するようになった。
そして午前3時くらいに起きて、
ブログを書く。
毎日、平均睡眠時間3時間くらい。
不思議にそれでも、体も気力も充実。
アメリカに来ているからそれができるんだと思う。
朝の散歩をしてから、集合。
そしてバスに乗り込む。
不況のせいか、街中は、意外に空いている。
バスはぐんぐん進んで、
イーストリバーから、マンハッタンを望む。
最後の講義は、バスの中。
10カ月のすべての講義を思い浮かべつつ。
「Epilogue」から。
まず第一に、Can you change?
「あなたは、変われるか?」
これは、私がアメリカにやって来る理由の一つでもある。
アメリカの異文化のなかに身を置く。
そして同業者の仕事ぶりをみる。
小売業やチェーンストアに働く人々に接する。
すると、自分の中からエネルギーが湧き出てくる。
自分を変えるエネルギーが生まれる。
私が、3時間の睡眠で気力充実できるのは、
異文化との接点に、身を置くからだ。
今回は、イサカでコーネルの先生方という私自身の同業者に会った。
だからエネルギーの出力も尋常ではなかった。
だから、変わることができる。
そのコーネルが教える人間の4つの特徴。
①Personality [個性・性格]
②Preference [好み・嗜好]
③Behaviors [行動・態度]
④Perception [認識・知覚]
①と②は、変えることができない。
変える必要もない。
しかし、③は変えることができる。
Behaviorsを変えよう。
そうすれば、④のPerceptionも少しずつ変わってくる。
changeとはそういうことだ。
第二は、「自ら、変われ!」
自分が変わらねば、
仲間を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
店を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
会社を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
社会を変えることは出来ない。
これは、私の、決まり文句。
商人舎発足の会でも、同じ言葉を使った。
アメリカ視察研修では、いつも、最後の言葉にしている。
「自分を変えよう」
それは、自分にとって、可能なこと。
自分で,
なんとかできること。
だから「自ら、変われ」
そして最後に[祈り]
変わるものを、
変えられる勇気を、
変わらぬものを、
受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を、
お与えください。
JFケネディ空港から、デルタ航空。
乗り込む前に、解団式。
上野裕さんの挨拶は、素晴らしかった。
「みんな、変わりましょう」
私は思う。
「化けるくらいに、変われ。
今がチャンスだ」
ケネディ空港で、最後の写真。
第一期生だから全員、指を一本出した。
来年の第二期生は、指二本。
10年後まで、これで行く。
11年目は、足の指まで出すか。
皆さん、ありがとう。
すべての人に、心から感謝します。
全員が、そんな気持ちだった。
全員が、謙虚になっていた。
私には、それがよく分かった。
このときコーネル大学RMPジャパン第一期生は、
確かに、伝説となった。
<結城義晴>