残暑、お見舞い申し上げます。
私ども㈱商人舎は、
本日、8月11日(火曜日)より、
8月17日(月曜日)までの1週間、
定例の夏季休業にはいります。
ご迷惑をおかけしますが、
ご了承ください。
なお、結城義晴をはじめ、スタッフへの、
それぞれのメールや携帯電話での連絡は可能です。
緊急の場合は、ご連絡ください。
皆様、良い休暇あるいは実り大きなお盆商戦をお迎えください。
㈱商人舎一同
関東周辺の二日続けての地震。
不安なことが続きますし、
残暑というよりも、
蒸し暑さへのお見舞いをしなければならない今年です。
1週ぶりというか、
8月に入って初めて、
横浜の商人舎オフィスに出社。
仕事は山と積まれ、
来客もある。
しかし、これは幸せなこと。
ありがたいこと。
広告代理業の4月から6月の第1四半期は、
ひどい営業成績。
つまり、どんどん仕事がなくなっているということ。
電通は、売上高3810億円の前年同月比18%減、
経常利益は26億円でマイナス59%。
博報堂DYホールディングスは2142億円の16%減で、
経常利益は14億円の赤字に陥った。
広告代理業そのものの、
根本的な「蛻変」が求められている。
アメリカでは、情報メディアのネット事業は、
2大陣営に集約されつつある。
これは日経新聞の記事。
第1は、ニューズ、NBCユニバーサル、ディズニーのHulu。
第2は、タイムワーナー、CBS、コムキャストのTVエブリウェア。
私の言葉でいう「複占」。
大きく二つのグループに、
その市場のほとんどが占有されてしまう状態。
もちろん大切なのは、
多くのニッチの存在感は高まるということ。
規模を追求するのは、2つの存在になる。
なぜか。
提供する商品やサービスが、
同質化し、コモディティ化するから。
そしてコモディティ化したマーケットでは、
その提供者にイノベーションや「蛻変」が求められる。
さて、昨日は、午後3時に、
商人舎オフィスを㈱プラネットの皆さんが、
訪問してくださった。
11月の講演会の打ち合わせ。
ありがたい。
頑張ります。
例によって、
24段変速の「ロヂャース28号」の解説。
そして「しゃしん忘るべからず」。
右から、代表取締役副社長の井上美智男さん、
常務取締役営業本部長の石橋光男さん、営業部課長の森高宏さん。
午後7時には、USP研究所所長の當仲寛哲さんと
㈱ロジスティックス・パートナー代表の松見浩希さん。
私は、ちょっと待っていただいて、
原稿書き。
そして「しゃしん忘るべからず」
松見さんが毎日発信する「流通ニュース」。
現在、ネットでは最大の「流通情報」メディア。
今日1日で42本のニュース発信。
今日のニュースの最大のネタは、
コンビニの月次売上報告。
軒並み既存店の前年同月比割れ。
ローソンは、6.9%減。
ファミリーマートは2.4%減。
ミニストップは6.1%減。
ポプラは11.5%減。
スリーエフは10.2%減。
もちろん、これは、
昨年のたばこ自動販売機のタスポ効果が消失したため。
しかし、コンビニというフォーマットと、
フランチャイズチェーン・ビジネスに、
おおきな転機が来ていることの表れでもある。
米国ネット事業メディア、
日本の広告代理店やコンビニ。
成熟社会においては、
ビジネスモデルの陳腐化は早い。
急速に、巨大に成長すればするほど、
急速で、大きな変革が求められる。
ゆっくりとした小さな成長には、
ゆっくりとした小さな変革が要求される。
それが道理というものだ。
<結城義晴>