Everybody! Good Monday!
Good MorningやGood Nightがあるのだから、
Good Mondayがあってもいいに違いない。
そんな思いをこめて、
2007年9月3日から始めた呼びかけ。
そろそろ“Good Monday!”も2周年です。
さて、2009年8月は、あと1週間。
今週末の第45回衆議院総選挙まで1週間。
「選挙に行こう・投票しよう」
今月の標語を掲げてから24日目。
期日前投票が、
当日投票日のように盛況だとか。
いいことです。
こういう形で期日前投票率が増加していくと、
投票率はぐんと上がる。
小売業・サービス業に従事する人々にも、
期日前投票が当たり前になってくると、
私は世の中が変わると思う。
本当にいい傾向です。
今日の朝日新聞の一面コラム「天声人語」。
コラムニストが書いている。
「久しぶりに、いや初めて、
『歴史』に関与している感慨を覚える」
ここでひとつは、
この人は完全に、
民主党が勝つという「歴史」が起こることを信じている。
自民党が歴史的大敗をすることに疑いを持っていない。
ふたつに、朝日新聞というメディアが、
この歴史の変化に関与したことに誇りを感じている。
だからわざわざ、「コラム書きではなく、一人の有権者として」と、
最後に書き添えている。
このコラムニスト氏、期日前投票をしてきた。
このブログを読んでいる方にはおわかりだと思う。
朝日新聞は、
「政権交代」をメディアとしての主張にしている。
ハッキリ言えば、今、民主党支持である。
だから、コラムニスト氏は、
もう、勝利宣言をしたようなもの。
一方、読売新聞は、「政権交代」よりも、
「政界再編成」を誘導したがっている。
再編の鍵を、「大読売」が握りたがっている。
これは、しかし、妄想にすぎない。
日本経済新聞は、財界の意向を反映させて、
経済至上主義である。
だから景気がよくなる方に、シフトしていく。
いま、自民党から民主党に傾斜し始めた。
新聞にそれぞれの主張が出てくることは、
悪くはない。
しかし、それならば、もっとはっきりと、鮮明に、
どこの党を支持していると言えばいい。
ただしそうなると、系列のテレビ局の番組が、
面白くなくなる。
「田原総一郎のサンデープロジェクト」は民主党支持だ、となると、
あの番組の「公平らしさ」の表現がおかしくなってしまう。
しかし、見ているとよくわかるから、
テレビ局が考えるほど、
視聴者も馬鹿ではない。
新聞もテレビ局も、
支持政党を明確にすることは、
悪くはない。
そうなると、選挙期間中の選挙番組は、
つくれなくなって、困るんだろうなあ。
と、いったところで、
自分の尊厳をかけて、
「選挙に行こう・投票しよう」
期日前投票も、よろしく。
さて、夏の終わり。
完全に、秋の態勢づくりを今週、
しなければならない。
2月決算の企業は、第二四半期の終わり、
上期の期末。
それが今週。
普通の人々は、今週末まで、
子供たちの夏休み。
不思議なんもので、
家族の誰かが夏休みをとっていると、
全員が夏休み気分になる。
お父さんは一生懸命働いているのに、
お父さんの勤務モードではなく、
子供たちの夏休みモードが勝つ。
家族全員が夏休みモード。
お父さんだけ仕事モード。
しかしそのお父さんも、ちょっと傾いて、
夏休みモード。
このゆったり感が、今週の生活トーン。
いいものです。
そして、夏の終わりは、さみしいものもあります。
妙に蝉の声が、耳に残る。
これまで夏の間、さんざん聞いてきたはずなのに、
そのときには意識しなかった。
それが8月の最終週となると、
大きく聞こえる。
これこそ、夏の終わりを象徴している。
蝉の声に足を止め、
手を休めて、
聴き入る。
人間らしさを取り戻したい。
選挙運動している人たちは、
この蝉の声、聞こえるのだろうか。
きっと、蝉の振り絞っている声が、
聞こえる人が、当選するんだろうな。
そんな人に投票したいな。
私は、そう思う。
もちろん、自分の仕事をしっかりとしながら、
蝉の声にも、耳を傾ける。
そんな1週間でありたい。
では、みなさん。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
[追伸]
①本日の日経新聞一面トップ。
「ローソン、マツモトキヨシ提携」
共同出資で、今年度内に新会社を設立。
方向性として、大いにあります。
コンビニとドラッグストア。
「コンビネーション・ストア」の考え方というよりも、
融合して、新フォーマットが出来上がる。
アメリカのドラッグストアの機能は、
日本のコンビニの機能と似ている。
だから薬事法が改正された今、
日本で、両者の融合が始まる。
当然の成り行き。
もちろん今回も、
三菱商事が関係しています。
②9月30日からの商人舎USA視察研修会。
このひとつの目玉が、
「ウォルマートのマーケットサイド」
「このフォーマットは、日本のコンビニ機能である」
私はそう考えている。
世界中の小売業が、
互いの国々での展開を勉強し、
相互作用が始まった。
面白い時期です。
勉強になります。
三菱商事のあなたも。
私も。
ご一緒しましょう。
いかが?