シルバーウィークの最中、
アメリカから帰ってきて、
そのまま仕事に突入して、
生活サイクルは狂いっぱなし。
ブログ・アップの時間帯も、
アメリカ滞在時並みにずれてしまって、
申し訳ありません。
8月の営業結果も悪かった。
日本チェーンストア協会発表の8月の売上高。
既存店ベースの前年同月比マイナス3.4%。
9カ月連続で、前年同月比を割った。
食料品まで2.0%マイナス。
消費不振、天候不順。
最近の業績悪化の言い訳は、
この二大共通テーマに尽きるといってよい。
しかしそれでも、
お客様に喜んでもらっている店はある。
いまは、売上高よりも、
客数を目安に仕事すること。
ひとりのお客様が、わざわざ店に来てくださって、
その上で、何かを買って、
レジを通過してくださる。
このことで、客数1がカウントされる。
客数主義。
この事実の重さを、
商業・サービス業の仕事の喜びにしたい。
これを喜びに感じることのできる店が、
楽しく経営と営業を続けることができる。
ところで、朝日新聞は鳩山由紀夫首相の演説を大評価。
「唯一の被爆国として、非核三原則堅持」と誓った。
私も、とてもうれしく、この記事を読んだ。
一方、日本経済新聞は社説で訴えた。
「鳩山政権に君子豹変を求む」
以前から、この新聞は民主党に対して、
「君子豹変」をアドバイスしていたが、
特に対米外交において、それをせよと言う。
君子豹変、小人革面。
「君子が鮮やかに態度を変えるのに対して、
小人は表面は変えるが、実際は面子や自説にこだわる」
民主党に鮮やかに態度を変えよ、と説く。
私は、こちらにも賛成。
マニフェストにこだわり過ぎてはいけない。
もちろん約束違反はいけない。
しかし、約束を長期で守るには、
豹変もなければならぬ。
さて昨日は、東京・八重洲の中華料理店「天山」。
コーネル大学リテイルマネジメント・プログラム・オブ・ジャパン同窓会。
伝説の第一期生が参集した。
ただし第一回目の同窓会は、
アメリカ・イサカへの卒業旅行に行くことができず、
そこでもらえなかった第一期生に、
「修了証書を授与する会」
食事が進んで、ビールから紹興酒に変わったころ、
いよいよ始まった。
まず、副級長の大久保恒夫さんへの授与。
アメリカでは学長のエドワード・マクラフリン教授から授与されたが、
日本では副学長の結城義晴から。
大久保さんは、この第一期生の優等生。
11月にはNHKの「プロフェッショナル」に主役ででる。
もう、業界のスター。
しかしご本人はいたって謙虚。
第二期では、講師として、2講座を担当してくれる。
㈱リブネット・取締役の竹内憲太郎さん。
本当にうれしそうだった。
21 Lady㈱代表取締役社長の広野道子さん。
しっかり卒論を書いてくれました。
日清フーズ㈱営業本部主幹の井上雅之さん。
なぜか卒業旅行に参加できなくて、誠に残念。
最後は、岸弓乃さん。
キシショッピングセンター社長。
社長業も板についてきた。
そして、事務局、特別参加者とともに、
全員で写真。
㈱京急ストア・取締役店舗運営部長の上野裕さん。
㈱京王ストア・取締役店舗運営部長の能州彰さん。
㈱ショッピングセンター丸正総本店・専務取締役・飯塚正彦さん。
㈱カスミ・商品統括部グロッサリー部マネージャー・塚田英明さん。
江崎グリコ㈱菓子営業部首都圏統括支店営業一課長・渡邊武さん。
さらに三浦正樹日本セルフ・サービス協会専務理事、
村尾芳久同営業本部長、
中間徳子FMIジャパン事務局長。
そしてコーネル・ジャパンの大恩人・本間謙吾さん、
ニッコーレン会長。
大高愛一郎事務局長が、
急遽、欠席となったのが、
何とも残念だった。
大高さんは現在、三井物産㈱食品事業本部マネジャーに転身。
大活躍中。
人それぞれに人生がある。
その人生の岐路で出会った人々。
コーネル・ジャパンは、間違いなく、
一生の同志をつくった。
まだ第一期生。
第二期生募集中。
客数主義と君子豹変。
お客様のほうを向いていれば、
おおいに、よろし。
コーネル・ジャパンは、
この思想も教えます。
<結城義晴>