Everybody! Good Monday!
2009年師走、第三週が始まります。
イオンの「史上最大の値下げ」
先週の木曜日から日曜日までの4日間。
さて効果はいかに。
衣料品など、顧客はピクリともしなかったように感じられた。
イトーヨーカ堂の「15億円キャッシュバック」
これもユニクロの二番煎じで、
インパクトに欠ける。
とにかく動けばいいというものではない。
さて、今日は新聞の朝刊が休み。
休刊日という。
結城義晴の毎日更新宣言には、
休刊日はないけれど。
新聞が休刊というのは、
今年、最後の休みをとって、英気を養い、
新年特大号まで突っ走るということ。
商業もサービス業も、新聞とはご同業。
休みなしで、国民生活のインフラとなる。
年中無休で活動する仕事は多いし、
年中無休で仕事する人々も、考えてみると多い。
警官、消防士、医者、看護師。
守る人々。
新聞記者、テレビマン、ラジオマン、
いわゆるマスコミ。
伝える人々。
鉄道マン、タクシードライバー、バス運転手、
パイロット、その整備士。
これらは交通機関、
運ぶ人々。
そして小売業、フードサービス業、
サービス業に従事する人々。
売る人々。
売る人々のなかで、完全無休の仕事は、
コンビニ、ホテルや宿泊業。
ただし、全員が年中無休ではない。
交代で休暇をとる。
むしろよい商品、よいサービスを提供する企業は、
しっかりと連続した休暇制度をもつ。
逆に、定期的に土曜日・日曜日、
夏休み、冬休みなどとるのは、
役所と製造業、それに準じる仕事。
これらは、
つかさどる人、
つくる人。
ただし、つくる人々の中でも、農業は、
もともとは年中無休で半年暮らしのデカンショ仕事。
もちろん二期作、二毛作と、
農業もだんだん工業化してきた。
またはサラリーマンの二股仕事になってきた。
こんなことを考えると、
小売業ばかりが大変な仕事をしているわけではないし、
日本中の働く人々が、
定期的に休暇をとる仕事ではないことがわかる。
全員が、それぞれに仕事を果たして、
それによって社会全体がつつがなく営まれている。
これを「社会的機能」という。
荒井伸也先生の説。
私もそう思う。
自分の仕事、自分の職業の「社会的機能」を、
理解するところから、
仕事へのロイヤルティが生まれる。
ロイヤルティとは、忠誠心のこと。
私は、自分の仕事に忠誠できる人は、
幸せな人生を送ることができると思う。
自分の仕事を「天職」と考えられること。
それには、第一に世の中にはさまざまな仕事があることを知る。
第二に、自分の仕事を知りつくす。
第三に、それらの関係性を知る。
野球でピッチャーをやりたいと考える選手は、
キャッチャーのことも、内野手や外野手のことも、
知らねばならない。
それを知って初めて、
野球の面白さがわかり、
良いピッチャーとなることができる。
新聞休刊日から、こんなことを考えた。
今週は、ちょっと肩の力を抜いて、
12月の際に向けて、英気を養おう。
ウォルマート副社長ジョン・フレミング。
「今年末は厳しくて、
本格化が遅い」
経営者や幹部にとっては、
「厳しさに学べ」は「厳しさ」に力点が置かれ、
この「厳しさ」が死活問題となる2009年末だが、
これから自分の天職を見つけようという人々には、
「厳しさに学べ」は「学べ」に力点が置かれる。
「厳しさ」を楽しむ心の余裕が欲しい。
Everybody! Good Monday!