米国ぺブルビーチで開催中の全米オープンゴルフ。
石川遼選手が二回戦を終わって、
1アンダーの2位につけている。
1アンダーとは、パープレイに対して、
1つマイナスということ。
とても良い成績。
今日3日目が重要になってきた。
サッカーのワールドカップも、
今日のオランダ戦がジャパンにとって大切。
今日の土曜日は、観戦するほうも忙しくなってきた。
週末に向けて、こういったニュースが待っているというのは、
何というか、いいもんです。
さて昨日は、東京の赤坂。
グランドプリンスホテル赤阪。
月刊『2020Value Creator』の
創刊25周年&300号記念パーティ。
緒方知行編集主幹の挨拶。
『2020』といえば、緒方知行。71歳。
現在は㈱2020新社の経営に直接、携わってはいないが、
同誌編集主幹として健筆をふるう。
緒方さんは33年前、私が㈱商業界に入社し、
『販売革新』編集部に配属された時の編集長にして、
人生最初の上司。
その独立25周年のお祝い。
我がことのように嬉しかった。
300人のそうそうたる人々が、
この『2020』25周年に名を連ねて祝福し、
盛大なパーティとなった。
ご挨拶の人々がすごい。
㈱セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さん。
月刊雑誌は現在、多産多死状況と40%を超える返品率。
鈴木さんの話にはいつも数字が入って、説得力がある。
二番目は、倉本初夫㈱商業界主幹。
緒方さんの「オンリーワン」主義をたたえた。
三番目は、日本スーパーマーケット協会会長の川野幸夫さん。
㈱ヤオコー会長。
スーパーマーケットを導く人の重要性を説いた。
4番目は慶応義塾大学名誉教授の嶋口光輝さん。
「ジャーナリストは、人に好かれること、
そして取材したことはすぐに書くこと」
大森実さんが言ったことを引き出して、
緒方さんのジャーナリストぶりを称賛した。
5番目は、荒井伸也さん。
作家にして、オール日本スーパーマーケット協会会長。
荒井さんのペンネーム安土敏の最初の小説『他人の城』のエピソードを、
緒方さんの功績と重ねてスピーチ。
そして6番目が㈱菱食相談役の廣田正さん。
儒学者の佐藤一斎から引いて、スピーチ。
「少にして学べば、すなわち壮にして為すあり。
壮にして学べば、すなわち老いて衰えず。
老にして学べば、すなわち死して朽ちず」
「私にも言ってください」
廣田さんには、こう注文した。
ここまでで1時間。
そして鏡割り。
乾杯のご挨拶は、イオン㈱名誉相談役の岡田卓也さん。
短いスピーチと早速の乾杯。
良かった。
それから懇親。
緒方さんと『2020』のパーティだが、
私たちにとっては自分の会のような参集メンバーで、
本当にうれしかった。
まずは緒方さんと固い握手。
㈱コメリ会長の捧賢一さん。
7月の参議院選に全国比例区から立候補する清水信次さん。
「清水のぶつぐ」と読む。
投票のときには、この名前を書かねばならない。
清水さんは㈱ライフコーポレーション会長にして、
日本スーパーマーケット協会、日本セルフ・サービス協会名誉会長をはじめ、
30を超える要職を務めている。
消費税問題がわき上がってくるとき、
俄然、存在感を発揮する経営者でもある。
先の廣田正さんと、
㈱セブン&アイ・フードシステムズ社長の塙昭彦さん。
塙さんはイトーヨーカ堂の販売本部長として辣腕を振い、
中国での店舗展開を成功に導き、
現在、デニーズをはじめとする外食グループの立て直しを担う。
㈱関西スーパーマーケット社長の井上保さん。
私、「宮崎県の口蹄疫義捐金」のこと、褒めた。
井上さんならではの政策だ。
㈱エコス会長の平富郎さんと、
前エコス社長の岩谷堯さん。
岩谷さんは現在、流通科学大学常務理事・事務局長として、
活躍中。
そして毎日お会いしているが㈱たいらや社長の村上篤三郎さん。
手塚幸男先生にも、久しぶりにお会いした。
元ブルーチップ総合研究所所長。
お元気で何より。
お元気といえば、木村迪夫さん、95歳。
前㈱商業界会館社長にして、㈱カメラのきむら創業者。
左は、商人舎エグゼクティブ・プロデューサーにしてアド・パイン代表の松井康彦さん。
そして最後のスピーチは、平富郎さん。
日本スーパーマーケット協会副会長として、
名誉会長の清水さんの立候補をアピール。
中締めは、望月照彦さん。
多摩大学教授。
望月さんは、なぜか怒っていた。
この時代に対して、流通業界の不甲斐なさに対して。
「新しい出発の時」
そんなことを語った。
45歳で独立し、雑誌『2020』を創刊した緒方さん。
55歳から蛻変し、雑誌を離れ、「商業の現代化」を掲げる私。
方法論は異なれど、
志はひとつ。
そんなことを強く感じた夜だった。