結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年07月08日(木曜日)

コーネル・ジャパン最終講座と七夕交流会のフォトレポート

「ドイツんだ? オランダ!」
とは、ならなかった。

今日、未明のFIFAワールドカップ準決勝、
ドイツ対スペイン。

スペインがボールを支配し続け、
ゴールキーパーを中心に守りきり、
1対0で見事な勝利。

ワールドカップの勝ち方はこれだというスタイルを見せた。

さて第1四半期の決算が次々に発表されている。

「流通ニュース」がこまめにとらえている。
「日経新聞」はイオンとセブン&アイ・ホールディングスを象徴的にとらえる。

ここでは、「流通ニュース」から。

イオン/営業利益2.5倍
セブン&アイHD/第1四半期は海外依存度高める
ダイエー/売上高7.7%減、営業利益11億
イズミヤ/第1四半期の当期損失1億1700 万円。

などなどの記事が並ぶ。

特筆すべきは、イオン。
コスト構造改革を推進し、
収益構造を大きく変革、その結果、大幅な増益を達成。
前期から本腰を入れて取り組んだ結果。

そこが大事なポイント。

さて昨日は、コーネル大学RMPジャパン国内最後の講義。

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東京・市ヶ谷の法政大学ボアソナードタワー、
その25階イノベーションマネジメントセンターのセミナールーム。
なじんだ教室とも、この二日でお別れ。

第一講座は、田中実講師。

「地域金融機関のCSとホスピタリティへの取り組み」
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田中さんは巣鴨信用金庫の元常務。
現在、退任され、CS・ホスピタリティ実践研究所代表。
㈱国際ホスピタリティ研究センター研究ディレクター。

喜ばれる非効率への挑戦。
喜ばれることに喜びを。
利益は後からついてくる。

最後の言葉にも印象深いものがあった。
創業の精神 企業文化
徹底できるか、できないか。
サービスからホスピタリティへ。

第二講座は、結城義晴。

「サービスのマーケティング・マネジメント」

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私は、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で、
サービス・マーケティングを担当している。

9月から始まる後期の講座で、
毎週土曜日に3時間ずつ13回。
39時間分の講義を90分にまとめた。

そして第三講座は、諸江幸祐講師。

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諸江さんは、元証券アナリスト。
流通業アナリストナンバー1を何度も獲得した。

現在、㈱YUMEキャピタル代表取締役でコンサルティングに従事する。

テーマは「有効な戦略としてのM&A」

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豊富な経験に基づいて、M&Aの基本から応用まで、
丁寧に講義してくれた。

市場縮小時代の経営戦略として、
M&Aは有力な選択肢のひとつ。

しかしこれは、極めて怖い戦略でもある。

そのあたりの注意点がケーススタディを交えて語られた。

最後に、第四講座は、河津司講師。
河津さんは、独立行政法人経済産業研究所総務ディレクター。
コーネル・ジャパン第一期生でもある。
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テーマは「システムとしての流通」

まずコーネル・ジャパンから学んだこと。
「自らの常識を疑え。
相手の常識を知れ」

「やらされ感」より「信念」

本論は「流通はシステム産業」であるという主張。
最後に「中国進出は可能か?」というテーマに対する解説。

河津さんの講義で、第一日目は終了。

すぐに全員で、三田に移動。
三井倶楽部で「七夕交流会」。

第二期生、講師陣、関係者が70人ほども集まった。

三井倶楽部到着とともに、
日本セルフ・サービス協会副会長の増井德太郎さんと握手。
現在、紀ノ国屋ファウンダー。

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そして早速、副学長としてのご挨拶と乾杯の音頭。

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伝説の第一期生に対して、
奇跡の第二期生。

「最後に奇跡を期待したい」。

そして全員で乾杯。

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ここから、様々な交流。

途中のご挨拶は、まず第一期生副級長から。
㈱成城石井社長の大久保恒夫さん。

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コーネル・ジャパン第二期では講師も務めてもらった。

さらに講師陣を代表して、荒井伸也首席講師。

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荒井先生は、裏方の労をねぎらってくださった。

そして会場を提供してくれた三井物産からもご挨拶を頂いた。
食料・リテール本部食品流通部長の柴沼隆之さん。

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すべての受講生、講師との話はできなかったが、
みな打ち解けて、とても良い交流会だった。

大久保さんと握手。
横浜市西区北幸2丁目の隣組でもある。

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河津さんも、ご苦労様でした。

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第二期生の谷康一さんとは扇子仲間。

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最後に、中締め。
増井副会長からご挨拶。

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そして、一本締め。

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解散の前に、記念写真。

まず、第二期生と一緒に。

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事務局も入って再び、ポーズ。

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講師陣との記念写真。

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一年間ありがとうございました。

最後の最後に、第一期の事務局長・大高愛一郎さんと握手。
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大高さんは現在、三井物産で商品開発の仕事に邁進。
大活躍で、もしかしたら第一期の中で最もコーネルでの勉強を生かしている人かもしれない。

皆さんの、今後の活躍を心から祈った。

七夕交流会。
来年もよろしく。

<結城義晴>

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