結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年07月29日(木曜日)

コーネル・ジャパンのミラクル・セカンド、最後の朝の「おめでとう・ありがとう」

帰国しました。

昨夜、18時ちょっと前、
デルタ航空で、成田に到着。

コーネル大学RMPジャパン第二期卒業旅行。
無事、帰国。

「おめでとう・ありがとう」
それが私の第一声。

8日ぶりに帰り来たれば、
蒸し暑い日本列島。

ねじれ参議院の議長には、
民主党の西岡武夫氏の選出が決まった。

河野洋平氏らとともに新自由クラブ創設に参加した西岡氏も、
74歳。

前任の江田五月氏は社会党のプリンスだったから、
この職は浦島太郎の定席なんだろう。

アメリカにいても、日本にいても、
情報はインターネットで、変わらず、入手できる。

しかし、やはり新聞の一覧性は、
このメディアの優位性を示している。

帰国後の朝は、
いつもそのことに気づかされる。

さて、出発の朝、
ニューヨーク・マンハッタンのノボテル。

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いい天気。

日本晴れがあるのだから、
アメリカ晴れもあっていい。

私は朝食後、散歩に出かけた。
久しぶりにゆったりした気分。
もちろん朝、3時に起きて、仕事してからの散歩。

ホテルを出て、ブロードウェイからタイムズスクェアを臨む。

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しばらく歩いてから、7番街の通りへ。

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それから、セントラルパークの入口へ。
巨大なビル群と巨大な森との境目。

森の中からビルが見える。

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ジョグする者、ウォークする者、
バイシクルする者。
馬車に乗る者。
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ふたたび、森とビルの組み合わせ。

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繁華街の真ん中のホテルから歩いて15分で、
森林浴ができる。

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森の中に池がある。

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池と森とビルと。

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モネの邸宅の睡蓮の橋のよう。

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ふりかえるとまた、森と池とビル。

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池の前の岩の上では、
子どもたちがはしゃぐ。

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五番街のプラザホテル。

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1907年建築、ニューヨーク市の歴史的建造物に指定。
『グレート・ギャツビー』や『ホーム・アローン2』にも登場。

そしてグランド・アーミー・プラザ広場の噴水。

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五番街のアバクロンビー&フィッチには、
午前10時前に行列ができていた。

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その五番街で記念写真を撮る親子。

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フランス建築風のセントレジスホテル。

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そしてセントパトリック大聖堂。

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ゴシック・リバイバル様式。
年間約300万人が訪れるアメリカ最大のカトリック教会。

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散歩は約1時間。
ホテルからブロードウェイ、七番街、
セントラルパーク、五番街。

最後の日に、いい気分。

ホテルに帰りつくと、もうバスが待っている。

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乗り込んで、出発。

クィーンズボロ・ブリッジでハドソン川を渡る。

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右手にマンハッタンが見える。

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そして最後の総括コメント。
荒井伸也首席講師。

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二つのポイント。
第一は、40年前の初渡米のときとの比較。
アメリカに対して全く動じることがなくなった第二期生。
しかしそれはすべて、先輩たちから受けた恩恵であること。
それを忘れてはならない。

第二は、比較的新興のウォルマートやアルディの店のレベルに対して、
既存の企業群がそれを見くびったのではないか、という仮説。
このことを日本に帰ってからも、
忘れてはならない。

そして私の総括コメント。

ウォルマートを中心としたメリーゴーランドがアメリカ小売業。
その中で自らのポジショニングを確立した企業が、
勝ち残る。

ポジショニングこそ、
最も重大な政策。

ポジショニングを確立した第二期生が、
やがて参集しなければならないときには、
見事な編隊飛行を見せてほしい。

そしていつもの、「自ら、変われ!」

人間の特性は4つ。

①Personality [個性・性格]
②Preference [好み・嗜好]
③Behaviors  [行動・態度]
④Perception [認識・知覚]

この中で①と②は変えられない。
変える必要もない。

しかしビヘイビアーは変えられる。

だから「自ら変わる」ために、
まず、行動を変えよう。
態度を変えよう。
習性を変えよう。

それがアメリカから帰ったときの姿勢。

「自ら、変われ!」

最後にFMIジャパン事務局長の中間徳子さんの挨拶。

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ちょうどJFケネディ空港に到着。

チェックインを済ませて、
一人、ロサンゼルスへ発つ㈱キョーエー専務の安友健雄さんとお別れ。
安友さんには、ロスでの業務が待っていた。

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コーネル・ジャパン第二期生。
いいチームでした。

全員が「素晴らしきコーネリアン」となった。

「おめでとう・ありがとう」
これが結城義晴の最後の言葉。

本当に、心から、
「おめでとう・ありがとう」

<結城義晴>

[追伸]

帰国したばかりですが、
この熱い気持ちが残っているうちに、
次の商人舎アメリカ視察スペシャル・コースのご案内。
商人舎定番の大好評「経営戦略コース」。
テキサス州オースティン&ダラスで、
HEバット、ホールフーズ、トレーダージョーなどの経営戦略を学ぶ。
もちろん徹底的にウォルマートを裸にし、
その原理原則を習得しつつ、
それへの対抗策を考察する。

セグメンテーション、ターゲティング、
そしてとりわけポジショニング。
いったいこれらは何なのかを、アメリカで学習する。
アメリカでなければ分かりにくい概念と経営戦略。

そしてニューヨークにわたって、ニッチの在り方を知る。
ウェグマンズ、スチュー・レオナード、
ゼイバーズ、フェアウェイマーケット、エトセトラエトセトラ。

研修と学習満載の7日間。
結城義晴、浅野秀二、メリッサ・フレミング女史。
三人の講師がめいっぱいの熱演。

是非、ご一緒しましょう。

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