東北関東大震災。
おそろしい地震と津波でした。
ふたたび、
なくなられたみなさまのご冥福を、
おいのりします。
被災されたみなさまに、
お見舞いもうしあげます。
ゲンパツにも、
すこしずつ、ひとつずつ、
安全への努力がはらわれています。
メディアアーティストの八谷和彦さん作、
「おなかがいたくなったゲンパツ君」
[youtubeID:ZUzBvxdnCFM]
ボクもおなかがすいたりしますが、
できるかぎり、がまんしています。
わけあうことが、
たいせつだと、
おもうからです。
Takamasa Matsumotoさんのポスター。
「みんなで分けあえば、できること」
そうです。
分けあう気持ちが、
たいせつです。
ただひとつ、
気になることがあります。
3月17日に糸井重里さんが、
「ほぼにち」に書いています。
「ぼくが、言えないままでいることのひとつが、
ペットの救助や、保護のことです」
「災害があると、ペットもいっしょに巻き込まれます。
ペットというのは『人間』でないものです。
緊急の場面では、人間とペットの間には
一線が引かれることになります」
「正直言って、この問題については、
ぼくはじぶんのことばを持っていないままです。
まだ正解を出そうとして足掻いているのかもしれません」
「でも、幸い、このことをずっとやり続けてる人もいます。
ぼくは、そういう場合は、ただただ、
ひとりの愛犬家として、彼らに協力するのみです」
ユウキヨシハルのおとうさんも、
糸井さんとおなじ気持ちです。
ニンゲンとペットには、
ひとつの線がひかれます。
でも、いまボクは、
おとうさんといっしょ。
いざとなったら、ボクは、
線のむこう側にいなければならないのかと、
おもっています。
でも、こんやは、
被災されたみなさんが、
それを助けようとしているみなさんが、
そして、すべてのみなさんが、
すこしでも、やすらかに、
ねむることができますように。
おいのりします。
<『ジジの気分』(未刊)より>