商人舎ホームページの右段に、
新しいページをつくりました。
「今月の標語」、
「商人舎インフォメーション」、
「商人舎specialmember」、
「商人舎発起人の皆様」、
「USA視察研修会」
そして「負けるな! 不屈の日本人」と、
バナーが続いていますが、
その下に、
「南三陸とぼうさい朝市ネットワーク」
サブタイトルは藤村望洋被災地支援記。
そうあの早稲田商店街事務局長の藤村望洋さんの、
被災地を支援し続けた9ページにわたる記録。
是非、読んでみてください。
このレポートの最後には、
こう書かれています。
「支援と街づくりは続く」
私たちの支援も、
そして街づくりも、
まだまだ続きます。
ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。
さて日経新聞コラム『大機小機』。
コラムニスト恵海氏が日本に檄を飛ばす。
「2012年『起きろ、飛び出せ、日本』」
「外部環境が一段と悪化する下で、
引きこもりや昼寝は座して国家の衰亡を待つと同様だ」
だから、
「来年こそ日本は未来に向かい飛び出さねばならない」
私も大賛成。
未来に向かって、
飛び出そう。
そのための方法が5つ提案される。
「第1に、年初の国会で消費税率の2013年からの引き上げ、
社会保障改革、国会議員・国家公務員・地方公務員の削減を決定する」
これはコラムニストの持論であり、
日経新聞の提案でもある。
「第2に、普天間問題を決着させ、米国、オーストラリアと協力し、
シーレーン(海上交通路)の確保に努めアジアの安定に貢献する」
「第3に、輸出優遇策、海外M&A(合併・買収)推進策を実行し、
貿易収支の黒字、投資収益の一層の拡大を図る」
私はこの面では内需の掘り起こしが必須だと考えているから、
コラムニストとはちょっとニュアンスが異なる。
この際、
「海外で買収した企業に家族と共に
20~30年勤務する体制を整備する」
ここからが私自身も深く関係してくる。
「第4に、大学・大学院の質をさらに上げ、
大学間の格差は当然のこととする」
研究や教育の質をさらに上げる。
私もすべてではないが、
ここにかかわる。
だからより厳しく、より細かく、
続けなければと考えている。
「第5に、1970年代まで存在した貯蓄増強運動を復活し、
国債の国内消化の継続に備える」
コラムニストの呼びかけ。
「来年はこれら施策を着実に実行し、
国家存亡の危機に備えなければならない」
呼びかける内容は別にして、
5つくらいの課題を鮮明にし、
それを絶対に実行する。
「実行」こそ、来年の私たち全員の課題。
だから、
ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。
実行しよう。
今日のブログは、今週後半の私の行動日記。
水曜日は静岡県の葛城丸の内宿泊。
「殿様」になった気分にさせてくれる宿。
玄関を入ると、
ふんだんに木を使った内装。
階段も檜の一本もの。
2階に上がると展示がある。
その奥にトルシエ・ジャパンの選手たちのサイン。
そう、この葛城丸の内は、
2002年のサッカーワールドカップで、
トルシエ・ジャパンの宿舎となったホテル。
経営はYAMAHA。
建物をつなぐ迷路のような長い回廊も贅沢。
内庭も美しい。
広い敷地を使った庭もよい。
もちろん温泉の湯がことさらに素晴らしい。
もちろん夕食は静岡の特産品や生鮮品を、
丁寧に調理してくれて美味。
朝食もバイキング方式ながら、
1品1品がしっかりしていて、
ついつい食べすぎるくらい。
私は、今年1年の疲れが、
一気に吹っ飛んだ気がした。
心から、感謝。
みなさんも、機会があれば、
葛城丸の内、お試しください。
その後、新幹線で帰京。
富士の山が澄んだ空気に浮かび上がっていた。
その後、USP研究所の忘年会に駆けつける。
恒例となったふぐ料理「築地天竹」。
120名ほどが集った。
USPとは「Universal Shell Programming」の略。
「システム(つながり)とコンピュータ(道具)の基本的な関係に立ち返り、
UNIX思想の原点に基づき、人間の協働活動を力強く支え、
より身近に利用できるコンピュータ技術を実現する」ために活動。
代表の當仲寛哲さんの考えは、
Linuxを使った「軽くて、早くて、柔らかい」情報システムづくり。
當仲さんは、コーネル・ジャパンの講師も務めてくれて、
この分野の若手第一人者。
大久保恒夫さんも参加。
セブン&アイ・フードシステムズ社長。
12月2日行った「ふたりのビッグショー」を振り返りつつ、
ひれ酒を二人で楽しんだ。
余興にじゃんけん大会。
パーを出し続けた私は、勝ち残り、
有機野菜をいただいた。
閉店間近まで、
おおいに語り、飲み、
ふぐを食べ尽くした。
特に「ヒレ酒」は絶品。
一度、「天竹のヒレ酒」、
試してみてください。
お勧めします。
當仲さんを囲んで、大久保さんと、
コーネル・ジャパン講師サークルの記念撮影。
今日は、社団法人流通問題研究協会(IDR)で講演。
場所は東京タワーの真向かいにある機械振興会館。
「日米欧リテール Tide Of Time2,011~」をテーマに、
小売業界の現状と来年度予測を、
持論をまじえて語った。
その後、懇親忘年会。
東京タワー周辺もすっかりクリスマスモード。
忘年会会場の汐留住友ビルにも大きなツリー。
15名ほどが『味菜 日平亭』に集まり、
三浦功前会長・相談役を囲んで、
今夜も大いに飲み、語り合った。
帽子をかぶった粋な三浦先生と記念写真。
左から㈱マーケティングオフィスコア代表の大管崇嗣さん、
IDR専務理事の橋本佳往さん、
日平亭を運営するマースジャパン㈱営業推進部長の中山勉さん、
㈱Morris Management代表の森髙章さん。
最後に、日本製粉㈱執行役員営業企画部長の内田宗司さん。
この毎日更新宣言熱心な読者。
内田さんにも、心から感謝。
来年は商人舎の忘年会にぜひおいでください。
私の2011年の対外的な仕事は、
流通問題研究協会の講演をもって、
終了。
あ~あ、大変だった。
年末まで、立教大学大学院結城ゼミの合宿や、
ゼミ生の粒子論文、調査研究レポートの最終指導が待っている。
それ以外には、原稿書きと、
来年春の単行本の骨子づくり、
来年の商人舎の事業計画づくり。
私の目は、来年を向いている。
その意味で、
2012年、
未来に向かって、
飛び出そう。
しかしそれも2011年への感謝から始まる。
合掌。
<結城義晴>