結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年12月19日(月曜日)

「ギリギリ消費」のクリスマス三連休、濃密な時間を仕事で楽しめ!

Everybody! Good Monday!
[vol51]

2011年の第51週、
12月第4週。

東日本大震災が起こった年も、
あと2週間。

名残惜しいし、取り返せないし、
忘れられない年度となりました。

亡くなられてた人々のご冥福をお祈りするとともに、
全力を挙げて復興から振興へ向かいたいと思います。

亡くなられたといえば、この17日、
北朝鮮の金正日総書記が死去。
享年69歳。
私のちょうど10歳上。

1973年、31歳の若さで、
朝鮮労働党組織指導部長と思想担当兼宣伝扇動部長に就任。
朝鮮民主主義人民共和国の軍と党の人事権を握った。

74年には、労働党中央委員会で政治局員に選出され、
金日成主席の後継者指名を受けた。

1994年、日成主席死去。
その後、北朝鮮を指導してきた。

2008年に脳卒中で倒れ、
昨2010年、金総書記の三男・金正恩氏が、
後継者に選出されていた。

これで、この民主主義人民共和国は、
三代の世襲体制となった。

金正日総書記死去を受けて、
韓国やアメリカ、そして中国には緊張感が走るが、
やはり、ひとつの時代が終わったと感じる。

第二次大戦後、朝鮮半島は、
北と南に分断された。

しかし、もし、民族が一体化していたら、
日本に勝るとも劣らない成長を遂げ、
アジアや世界にもっともっと大きな貢献を果たしたに違いない。

隣人として、本当に惜しい日々だったと思う。
しかし私は、いつも言う。
今からでも遅くはない。

そんな日が来ることを祈念するものだ。

さて今週は、12月商戦の大きな山がやってくる。
金曜日の23日、天皇誕生日。
土曜日の24日、クリスマス・イブ。
日曜日の25日、クリスマス。

恐縮なことに、天皇誕生日は、
クリスマス関連3連休となった。

しかも「ギリギリ消費」が最大のトレンド。
この3日間でクリスマス商戦が始まって終わる。
そんな感じ。

来週からの歳末際商戦も、
30日に始まって、
31日に終わる。

だから今日の月曜、明日の火曜、
明後日の水曜、明々後日の木曜は、
その前哨戦。

もう今週はそれだけ。

ただし、クリスマス・ケーキの予約販売は、
この前哨戦期間が最盛期。

楽しい、たのしいクリスマス前哨戦。
ウキウキワクワクしながら、
仕事に勤しみたいところだ。

そしてギリギリ消費の3連休。
濃密な時間を楽しみたい。

元気の出るニュースもある。
日経新聞一面の真ん中に囲み記事。
「ボーナス2年連続増」
日経新聞まとめの情報。
1人当たりの税込支給額は、
73万9369円。

前年比3.07%増加。

691社を対象にした調査。
1位はキャノンの124万円。

業種別にみると、
百貨店・スーパーは52万3600円で、
4.18%のプラス。

その他小売業は47万3327円で、
こちらはマイナス3.91%。

外食・その他サービスは、56万0269円で、
マイナス1.36%。

「中小企業を含めた支給額は依然厳しい」と、
記事にはある。

しかし私は、この傾向を、
自分の仕事に置き換えて、
「消費堅調、
だから売上げも上がる」

こう、信じ込みたい。

そして自分の気持ちを高ぶらせたい。
仲間の士気を高めたい。
店を高揚させたい。
お客様を盛り上げたい。

さて先週土曜日の夕方、
立教大学大学院独立研究科
創設10周年レセプション
が開催された。

ところは立教大学池袋キャンパスの第一食堂。
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竣工は1918年、2002年に増築された。
基礎は煉瓦造り、増築してRC造りとなった。

現在の延床面積は623㎡。
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最初の設計はマーフィ&ダナ建築事務所で、
増築設計は坂倉建築研究所。
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チューダー建築の傑作のひとつで、
ハリー・ポッターの食堂のような雰囲気。
私はとても気に入っている。

国内で最も美しい「学食」のひとつだと思う。

このレセプションには、
立教大学の吉岡知哉総長も駆け付けて、
祝辞を述べてくれた。
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「学部を持たない大学院として、
立教大学のなかでも特異な存在。
社会との接点が一番強い独立研究科」
その意義を、高らかと語ってくれた。

独立研究科は三つに分かれている。
第1が、私の属すビジネスデザイン研究科。
1学年90人の大所帯で、2学年で180名。

第2が21世紀社会デザイン研究科。
ここには作家・ジャーナリストの立花隆さんが、
教授として参画している。
1学年50名、2学年で100名。

第3が異文化コミュニケーション研究科。
1学年35名、総勢70名。

そのビジネスデザイン研究科の次期委員長・廣江彰次教授がご挨拶。
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前期課程主任、つまり修士課程担当主任の山中伸彦准教授(右)と、
後期課程、博士課程主任の亀川雅人教授を紹介。
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その後は、怒涛の懇親。
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最後の方で、バイオリンの生演奏が、
第一食堂に響き渡って、花を添えた。
20111219125909.jpg

一番最後は、
独立研究科をつくった亀川先生のお礼の挨拶。
20111219125917.jpg

そして、参加してくれた結城ゼミOB諸君と記念写真。
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その頃、結城ゼミ現役諸君は、
新座キャンパスの太刀川記念交流会館で、
今年度最後の論文完成合宿。

私はレセプションが終了すると、
池袋キャンパスから新座キャンパスに移動して、
合宿に合流。

日曜日も夕方まで、
みっちりと論文執筆、
成果は上がった、はず。
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ゼミ生7人のうち、最後まで残った4人と写真。

ゼミ生には、クリスマスも正月もない。
1月13日の提出締め切りまで、
仕事をしながら、わき目もふらず論文執筆。

一番大切な1カ月間が待っている。

しかし私は彼らに言った。
「人生の中でもこんなに濃密な時間は、
そうはないだろう。
後から振り返ったら、
これ以上ないというくらいの充実した時間だ。

その充実感を楽しんでもらいたい」

これは日本中の小売業・サービス業で働くみなさんへの、
今週、来週のエールと同じ。
これからの2週間、濃密な時間。
その濃密さを楽しもう。

では、みなさん。
Good Monday!

<結城義晴>

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