今日は節分。
「季節の分け目・変わり目」
だから「節」を「分」けると書く。
私はどんなチャンスでも、
それをとらえて、自分を前向きに、
イノベーションの方向に向けようとする。
高校のときに岡本太郎を読んで、
「必ず苦難の道・棘の道」を、
選択して生きてきた太郎に、
ショックを受けた。
いつもそれができたとは言えないが、
それでも私なりに、
苦しいこと、しんどいこと、難しいことを、
嫌がらずに選んで、歩いてきた。
だから「節」の「分」かれ目など大好きで、
必ず、ここで何か自分を変えようと試みる。
「鬼は~外」
「福は~内」
そして恵方巻き。
できるだけそれに反応し、
自分を変えることに活かしたい。
それを人に強いたり、
偉そうに指導したりはしないけれど。
「自分はそうする」と意思を見せる。
さて、商人舎ホームページ巻頭のバナー。
「Basicコース募集開始!」
文字が躍る。
昨年5月の商人舎USA研修会Basicコースの全体写真を背景に。
今年も、5月10日から5月16日。
昨日、㈱万代社長の加藤徹さんと、
スーパーマーケットトレードショーのVIP席でお会いした。
「今年の夏の商人舎アメリカはいつですか?」
この質問に、私、
「6月です」と答えた。
完全な間違い。
すみません。
お詫びして訂正。
5月10日から16日の7日間です。
昨年は90人の参加を見て、
バス2台。
大成功。
今年は、もっともっと、レベルの高い、
日本最高のUSA視察研修会にしようと、
自ら意気込んでいる。
この面では、
だれにも負けない。
どこにも負けない。
すぐに埋まってしまう。
是非とも、早目のご参加をご検討願いたい。
ルートは変わらない。
ラスベガス。
昨年より1日増えて5泊7日。
アメリカをコンパクトにしたアメリカそのもの。
だから最先端の小売流通業を、
短時間で学習できる。
しかも、参加者は、
1週間でガラリと変わる。
「自己変革」する。
「イノベーション」する。
私はそれを、何度も何度も見てきた。
そして今年また、
これまで以上の「自ら変われ」を、
実現させようと考えている。
さて、一昨日、昨日、今日と、
スーパーマーケット・トレードショー。
その第46回。
昨日は昼前に、
万代の加藤徹さんと待ち合わせて、
意見交換したり、ブースを学んだり、食事したり、
ほんとうに楽しかった。
私の隣・真中が加藤徹さん、
その横が常務の不破栄さん。
うしろは右からカスタマー・コミュニケーションズ㈱の西川明宏社長(右)、
米倉裕之取締役(左)。
加藤さんの勉強ぶりには、
ちょっと驚いた。
寺岡精工のブースでは、
ゆっくり2時間くらいかけて、
丁寧に、一つひとつの新製品を見て、
次々に質問を投げかけた。
最後には寺岡和治社長まで出てきて、
加藤さんに説明した。
勉強家ぶりも、その濃度がすごい。
加藤さんと別れてから、
会場をぶらぶら。
あちこちから声がかかって、
なかなか前に進めない。
そうこうするうちに、
向こうから声をかけられた。
㈱ロピア、旧㈱ユータカラヤ。
高木秀雄代表取締役社長と高木勇輔専務、
福島道夫取締役。
第1回惣菜大賞のブースには、
審査委員特別賞の惣菜が並んでいた。
いい商品ばかりだった。
しかし、商品はドメスティックなもの。
一番最後に選んで、その商品に大賞を受賞させるのは、
地域の一人ひとりのお客様。
受賞した商品に負けないものを、
自分のお客様に捧げたい。
その自分のお客様が、
みなさんの商品に「惣菜大賞」を授けてくれる。
㈱髙山の高山時光常務。
商人舎ファミリーの一人で、
昨年末の「大久保恒夫と結城義晴のふたりのビッグショー」にも、
参加してくれた。
㈱リブネット取締役の竹内憲太郎さん。
コーネル・ジャパン1期生。
東日本大震災時に、ペットは避難所に入れなかった。
その情報を得て、今、
ペットの防災用品開発に力を入れている。
㈱伊藤軒の中井としお専務(右)と、
羽倉修一営業部チームリーダー。
コーネル・ジャパン2期生と3期生。
㈱プログレスデザイン代表取締役プロデューサー西川隆さん(右)と、
㈱折兼の秋田豊晴営業企画部グループマネジャー。
折兼は食品包装商社。
今年創業60周年を迎える。
その記念展示会が3月28~29日に開催されるが、
私は28日に講演する。
テーマは、
「スーパーマーケットの業態&フォーマット戦略」。
ゲストスピーカーに西川さんを招き、
最新のスーパーマーケット戦略を語る。
朝から各ブースを見て回り、
多くの人とお会いした。
アッという間に、一日が過ぎて、
18時半からはレセプション・パーティ。
まず横山清新日本スーパーマーケット協会会長が開会あいさつ。
会場は実行委員の協会企業トップと出展社の皆さんで満員。
山口県副知事の岡田実さん。
やまぐち食コレクションをテーマに出店しているが、
このパーティでもやまぐちの食材メニューを提供してくれた。
乾杯の音頭は日本スーパーマーケット協会の川野幸夫会長。
会の途中で店長大賞受賞者の表彰。
今年は、新店からは㈱ジョイス盛岡緑が丘店(同)の齊藤友紀店長。
既存店からは、㈱サニーマートあぞの店の出水佐知店長のお二人。
ジョイスの小苅米秀樹社長、サニーマートの中村彰宏社長も登壇。
山口県出身の阿部晋三元総理と横山会長が祝福。
そして懇親。
㈱阪食の千野和利社長。
お隣は、接客サービス推進担当の藤川智美さんと白間千恵子さん。
お二人は難関のチェッカー1級技能検定に合格し、
この日表彰された。
おめでとう。
ロヂャースを展開する北辰商事㈱副社長の太田順康さんと、
日本スーパーマーケット協会専務理事の大塚明さん。
㈱いちやまマートの三科雅嗣社長ご夫妻と。
三科さんと私は、今年、
年男の還暦。
三科さんの奥様の若さが、
私たち二人も若返らせてくれて、
とても還暦には見えない(でしょう?)
二人にブルーチップ㈱常務の松浦克幸さんが加わって、
還暦を迎える27年組トリオ。
国分㈱社長の國分勘兵衛さんと、
㈱リウボウストア社長の茂木正徳さん。
茂木さんは商人舎第8回USA研修会団長を務めてくれた。
この第8回は茂木さんの命名で、チーム名が決まった。
「結まーる」。
昨日もこのブログに登場したが、
㈱マルトの安島浩社長も第10回USA記念研修会の団長。
社団法人流通問題研究会理事長・㈱プラネット社長の玉生弘昌さんと、
㈱ライフコーポレーション常務の並木利明さん。
㈱寺岡精工の寺岡和治社長と営業企画室長の三木桂さん。
左は商人舎エクゼクティブ・プロデュサー松井康彦アドパイン代表。
そして私の最も信頼するジャーナリストのひとり、
日経MJデスクの白鳥和生さん。
パーティの司会は、山口県出身の宮本和知元巨人軍投手。
名物の押し寿司を会場で作って、皆にふるまう趣向でも、
名司会で場を一気に盛り上げた。
足踏みしているのは、FMIジャパンの中間徳子さん。
中締めは、
新日本スーパーマーケット協会副会長の増井徳太郎さん。
紀ノ国屋ファウンダー。
3日の節分を控えた2月2日のこの日、
増井さんは鬼の面を用意して、
皆に「鬼は外、福は内」のコールを呼びかけた。
会場は大いに盛り上がった。
増井さんの奥様も、
㈱スズキヤの中村洋子社長も笑顔。
そして増井さんご夫妻と、
横山清会長夫人(右)と恒例の記念写真。
最後は横山会長と記念写真。
第46回スーパーマーケット・トレードショー。
今日の節分の日で無事終了。
横山清実行委員長のリーダーシップが、
またまたキラリと光った。
私もそのことは強く感じた。
そしてそれは、
東日本大震災からの復旧・復興・振興に向かって、
日本のスーパーマーケット産業が、
一体となって突き進むことを示している。
私たちは産業を上げて、
こう考え、こう目指さねばならない。
「一心不怠 成長無限」
<結城義晴>