大型連休ゴールデンウィークの真ん中。
せっかくの行楽シーズンに、
東京・横浜は雨。
今朝から「商人舎ミドルマネジメント研修会」への
お問い合わせが続く。
まだまだ募集中。
大丈夫です。
㈱商人舎は連休中、暦通りの営業ですので、
来週月曜日7日朝10時から、
再び、お申し込み受け付けします。
ご検討ください。
さて今日、フェイスブックを見ていたら、
山本学さんの投稿にマザー・テレサの言葉があった。
山本さんは㈱マナ・ティー代表取締役社長。
広島でバラエティストアを15店経営。
1994年にベンチャー企業として創業。
マナ・ティーの経営原則は、
「お客様は常に正しい」
山本さんのフェイスブックからインスピレーションがわいて、
このマザー・テレサの言葉を掲載させていただく。
Be careful of your thoughts,
for your thoughts become your words;
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
Be careful of your words,
for your words become your deeds;
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
Be careful of your deeds,
for your deeds become your habits;
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
Be careful of your habits,
for your habits become your character;
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
Be careful of your character,
for your character becomes your destiny.
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
thoughts「思いや考え方」つまり「思考」がwords「ことば」になり、
ことばがdeeds「行い」、「行動」になる。
コーネル大学ではbehaviorという用語を使う。
さらに行動はhabits「習慣」になり、
そして習慣はやがてcharacter「性格」となり、
destiny「運命」になる。
人間の考え方や思いが、プロセスを経て、
自分の運命をつくる。
これは生身の人間だけでなく、
「法人」にも当てはまる。
つまり企業にも。
企業の理念が、その企業の命運を握る。
もちろん企業のthoughtsは、wordsとなり、
wordsはdeedsとなり、
deedsはcharacterとなり、
characterはdestinyとなる。
characterは企業の場合、「組織文化」であり、
それが企業の運命を決定づける。
大型連休中、
マザー・テレサに思いを巡らせることは、
なんとなくふさわしい気がする。
さて、5月に入ったので、
4月のブログタイトルを列挙してみた。
4月1日 ジジのApril has come![日曜版2012vol14]
4月2日 4月萎まず!結城義晴フェイスブック、グランドオープン「友達になろう!」
4月3日 再報!結城義晴facebookグランドオープン! 「賢い店に賢い客が来る」
4月4日 日経新聞と結城義晴&商人舎の小売流通サービス業への「ポジ出し」
4月5日 谷川俊太郎・まどみちお・杉山昭次郎、赤ちゃんの心持つおじいちゃん
4月6日 若年労働者から搾取する会社と『流通ニュース&日経新聞』決算記事
4月7日 「百貨店業界5年後イオン1社に及ばず」と医薬品提供有識者会議報告
4月8日 ジジと平成24の桜[日曜版2012vol15]
4月9日 facebookで知識商人の輪を広げよう! そしてGW旅行・3つの誘惑
4月10日 ダルビッシュのオセロ的初勝利と人間と企業の「ポジショニング・強み」
4月11日 糸井重里・吉本隆明と谷川俊太郎『永遠の課題と緊急の課題』の解決
4月12日 「アウトレット曲がり角」に疑問を呈しつつ、USEI幹部に熱い講義
4月13日 ユニクロ郊外店売場2倍化と居酒屋新フォーマットのライフサイクル革新
4月14日 司馬遼太郎語る吉田松陰「底抜けに明るい」「恐ろしいばかりに優しい」
4月15日 ジジのクイズ[日曜版2012vol16]
4月16日 「商人の品格」と続「たった一人の朝礼」・ニチイの「夕べのあいさつ」
4月17日 東急ストア・木下雄治さんのお別れの会と「アークス&ジョイス統合」
4月18日 そごう水島広雄元会長の「百寿」と日本総人口「最大の25.9万人減」
4月19日 「商人の本籍地と現住所」そして「不安とワクワク」の一瞬の積み重ね
4月20日 「正規軍は勝たなければ負けである・ゲリラは負けなければ勝ちになる」
4月21日 立教ビジネスデザイン研究科・結城ゼミの脱グライダー人間養成の役割
4月22日 ジジと魔法のランプ[日曜版2012vol17]
4月23日 「戸籍を持たない産業」と「教育はコストか投資か?」への解
4月24日 「異常値販売ブームの本質」と大久保恒夫の「イチニッパを売り込め」
4月25日 百貨店・総合スーパー・SM・コンビニ3月実績と「価格競争の千日手」
4月26日 ヤオコー23期連続増益とワオン・ナナコでFSP・CRMブームの予感
4月27日 「元気が湧く数字」と「みんな知ってるロピア」をハローデイ一行と店巡り
4月28日 黄金週間の西行「山家集」と結城義晴『メッセージ』の「私の好きな人」
4月29日 ジジと色とりどり[日曜版2012vol18]
4月30日 大型連休真っただ中の「消費は本当に堅調か?」と「顧客に近づけ!」
この中のアクセス数ベスト10はいかに?
発表します!
第1位 「商人の本籍地と現住所」そして「不安とワクワク」の一瞬の積み重ね
第2位 「戸籍を持たない産業」と「教育はコストか投資か?」への解
第3位 そごう水島広雄元会長の「百寿」と日本総人口「最大の25.9万人減」
第4位 「異常値販売ブームの本質」と大久保恒夫の「イチニッパを売り込め」
第5位 ヤオコー23期連続増益とワオン・ナナコでFSP・CRMブームの予感
第6位 百貨店・総合スーパー・SM・コンビニ3月実績と「価格競争の千日手」
第7位 「商人の品格」と続「たった一人の朝礼」・ニチイの「夕べのあいさつ」
第8位 「正規軍は勝たなければ負けである・ゲリラは負けなければ勝ちになる」
第9位 東急ストア・木下雄治さんのお別れの会と「アークス&ジョイス統合」
第10位 4月萎まず!結城義晴フェイスブック、グランドオープン「友達になろう!」
企業名や名前など、
固有名詞が入ったタイトルが上位に入った。
一方、ワースト5は?
30位 ジジのApril has come![日曜版2012vol14]
29位 ジジと平成24の桜[日曜版2012vol15]
28位 ジジのクイズ[日曜版2012vol16]
27位 「百貨店業界5年後イオン1社に及ばず」と医薬品提供有識者会議報告
26位 ジジと色とりどり[日曜版2012vol18]
やはり日曜版のジジのブログが、多数を占めた。
「百貨店業界」の記事も土曜日。
もともと私のブログ及び商人舎のホームページは、
ビジネス向けで、土日祭日のアクセス数は低い。
だから仕方がない。
ジジ自身は全く傷つくはずもないけれど、
それでも、ジジには、
熱烈なファンがたくさん、います。
よろしく。
最後に、ニュース。
共同通信が報じる。
「カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の島に
4月中旬、バイクが流れ着いた」
ナンバープレートは「宮城 そ 428」
と読めるらしい。
1年以上も漂流して、
今ごろ北アメリカ大陸に着いたのか。
「よくぞ、頑張った」
バイクに対して、そう、声をかけたくなる。
4月の景況感。
日本商工会議所の「早期景気観測」。
調査期間はこの4月13日~19日、
調査対象は全国415商工会議所の2887社。
内訳は建設業435社、製造業690社、
卸売業310社、小売業724社、サービス業728社。
日経新聞は、こう報じる。
「中小企業の景気に対する見方が改善を示した」
全産業の業況判断DI(Diffusion Index)がマイナス16.8。
指標はマイナスを示すけれど、
これは1996年6月以来、
約16年ぶりの小幅のマイナス。
前月の3月と比べても7.1ポイント改善。
「持ち直しが目立ったのは
製造とサービス」
製造業は3月から5ポイント以上、
サービス業も8ポ イント以上の改善。
小売業、卸売業も負けてはいられないし、
製造業、サービス業の好況感が、
商業に影響を与えて、希望は持てる。
実際、「4月、百貨店3社が売上高増加」
これは今日の日経新聞の記事。
三越伊勢丹が既存店ベースで、
前年比プラス5.5%、
大丸松坂屋百貨店は2.5%、
高島屋が1.8%。
そごう・西武がマイナス0.9%、
阪急阪神百貨店もマイナス4.8%。
ただし後者は梅田阪急百貨店が改装中。
リニューアルオープンしたら、大ブレイクするに違いない。
さらに「4月の新車販売台数」。
こちらはなんと前年同月比93.7%増。
35万9631台。
2年前の2010年4月をも2%、上回った。
排気量660cc超の登録車販売台数は、
プラス92.0%の20万8977台。
排気量660cc以下の軽自動車は、
プラス96.0%で15万654台。
軽自動車には「エコカー補助金による割安感」があった。
「割安感」がやはり大事な条件であるけれど、
高額品の車もこれだけ売れ始めた。
希望が持てる。
ただし、メーカー別にみると、
トヨタ自動車が2.9倍の10万4197台。
ハイブリッド「プリウス」「アクア」などが伸びた。
一方、ホンダは約2倍の5万5508台。
軽自動車「N BOX」が良かった。
半面、主要13ブランドでは、
三菱自動車のみ前年を割り込んだ。
強いブランドが売れる。
これも、現在のトレンド。
ゴールデンウィーク後半戦に入る。
仕事は学びの場。
「生きよ、学べ。」で、
乗り切りたい。
<結城義晴>