モンゴルに来て4日。
この地にいながら、
ロンドン五輪を眺めるのもいい。
日本にいるよりも、
確実に冷静になれる。
そんな感慨を抱きながら、
チンギス・ハーンの時代に思いをはせる。
ロンドンは大詰め。
男子サッカーが3位決定戦に完敗したと思ったら、
女子バレーボールが同じく3位決定戦で韓国に完勝。
ここでは「行って来い」の、痛み分け。
日本選手団、よく頑張った。
高く評価してあげてほしい。
さてモンゴル二日目の報告。
ワンアジアクラブ・ウランバートル交流会で、
こちらに来ている。
私はワンアジア財団の評議員。
二日目はほとんど観光。
こちらの小売業に関しては、
あらためて報告する。
さて、朝一番で向かったのは、
カンダン寺。
チベット仏教の寺。
モンゴルの主たる宗教がチベット仏教。
熱心な信者が続々と訪れている。
大きな大仏の足がある。
ワンアジアクラブ・ウランバートルのオチさんと写真。
寺のなかには、
20メートルの巨大な観音像。
しかし写真はご法度。
ワンアジアクラブ東京・札幌、
そして案内してくれるウランバートルの仲間と写真。
境内にはたくさんの鳩がいた。
続いて、モンゴルが誇る自然史博物館へ。
目の前の道路は掘り返されて、
工事中。
いかにもモンゴル、といった感じで、
私、共感を持った。
自然史博物館の正面の威容。
3階建てで、はく製なども飾ってある。
最も価値ある展示は、
巨大な恐竜の骨の部屋。
ゴビ砂漠で採掘された骨が、
何気なく飾ってある。
静かに感動。
自然史博物館を出て、
街を少し歩く。
交差点の信号機は、
モンゴルではめずらしい。
信号機のない交差点が多い。
だから警官が手信号。
昔は日本もこうだった。
なつかしい。
ベーカリー・ショップ。
小洒落たカフェ。
そしてフレンドシップ・レストラン。
ウランバートルの街も、
ずいぶんイメージと違って、
ファッショナブルになった。
私たちの昼食は、
モンゴルレストラン「モンゴリアンズ」。
入り口のところに大きな牛の像。
店内には博物館のように展示品がある。
一番奥にゲルまである。
フェルトでできた遊牧民の住居。
中も見える。
そしてみんなでカンパイ。
ゆっくりとしたランチの後は、
バスで遊覧。
国会議事堂。
オペラハウス。
そして旧国営百貨店。
現在、ノミンデパート。
1階にはノミン・スーパーマーケットが入っているが、
それは来週の報告。
夕方、遊園地の隣のエリアへ。
ここではまず、民族音楽と民族舞踊を鑑賞。
「Tumen Ekh」。
意味は「追い越す競走馬」。
蒙古の国立民俗音楽舞踊団のこと。
踊り場にある大きな馬頭琴を弾く結城義晴。
民族舞踊もよかった。
私は音楽に、ことさら感銘させられた。
お世辞抜きに、良かった。
同じ敷地内のソウル・クラブで夕食。
ワンアジアクラブ・ソウルとインチョンの仲間が加わって、
にぎやかな夕食。
ワンアジアクラブには、
日韓戦はない。
ひとつのアジアに向かっている。
楽しい二日目も終了。
ウランバートルの夕焼けは美しい。
つづきます。
< 結城義晴>